投資をする場合は仮説を立て、それを市場でテストする。

　トレンドの変化をつかんだなら、市場はこう動くという仮説を立て、その仮説を検証するために、まずは小さく買いを入れてみる。そうすれば、仮説が正しいかどうかがすぐに見えてくる。正しければすぐに突き進み、まちがっていれば仮説の見直しを行う。

正しい時にいくら稼ぎ、間違っている時にいくら損するか。

　ソロスは、負けの時にはあっさりと撤退し、そして勝ちの時にはとことん勝ちに行く。正しい時にどれだけ儲けるかで、長期的にどれだけの収益を上げることができるかが決まる

投資で成功するためには、投資すべき対象がない時はじっと待つ勇気が必要だ。

　人は日々絶え間なく正しい判断ができるわけではない。そんな無理をしなくとも、時折優れた判断をすれば成功を手にすることができる。
　好機到来、自分のストライクゾーンに絶好球が投げ込まれた時には、即座に行動すればいい。

欲しいものを手に入れる一番確かな方法は、欲しいものにふさわしい人間になろうと努力することです。

　ねたみを避ける最良の方法は、自分が成功に値する人物になることだ。
　出来る限りの努力をする。
　やるといったら必ず成し遂げる。
　言い訳はくそほどの価値はない。
　ノーの結論は5秒で出す。
　素早く決断して相手を待たすな。

自らに課した原則やルールを守り続けるのは、とても難しいことだ。

　守るべき原則やルールは頭では理解している。守ることのメリットもわかっている。それでも、時にはそうして原則やルールをつい破ってしまうのが人間の弱さである。
　知っていると実行しているの間にはとても大きな溝がある。何もしないとやり続けるの間にも大きな溝がある。だとすれば、せめて実行することの難しさを承知したうえで、実行への努力や工夫を怠らないことである。

真の投資家にとって、株価変動の持つ重大な意味は1つしかない

　相場が急落すれば抜け目なく株を買い付け、急騰すれば売却するチャンスなのだ。それ以外の時には市場の事など忘れ、受け取る配当金と企業業績に注いでいた方が良い結果につながるものなのである。・・・・これをＦＸで置き換えるなら・・・・。
　投資家であるためには、日々の株価変動など無視して、真のチャンスと呼べるときにだけ株価を利用すればよい。