今年広げたハウスは前任者がいて、慣行農業をしていました。
慣行農業とは化学肥料を使い安定した収量や形がいい野菜、農薬を使い虫がいない野菜を作る方法でスーパーなどに置かれている野菜はほぼ慣行農業をしています。
私たちが安定して何不自由なく食べることができるようになったのは、少しでも早く安定して野菜ができるようにと考え、効率よく作ってきた努力の結果だと思います。
しかし、その代償として、化学的に作られた肥料や農薬が長年に渡り貯蓄された結果、土がボロボロになって土壌の病気をもたらすことがあります。
私はいつも有機肥料でつくるのでこんな現象初めて見ました。
"ねこぶ病"と言われていて、根っこにこぶみたいなものが出来、水や養分が吸い上げられない現象が起きています。
連作障害といって連作(同じ作物を続けて作ること)すると、この様な現象になることがあるみたいです。
土の病気なのでこれから何年もかけてこの畑の土を蘇らせたいと思います。