ロシアのボリス・ニコラエビッチ・エリツィン前大統領が23日死去した。ロシア大統領府が発表した。心臓が突然停止したとしているが、詳しい死因は不明。76歳だった。旧ソ連崩壊に決定的な役割を果たし、新生ロシア最初の指導者となったが、国民生活の面ではめざましい成果をあげられないまま、99年末、政権をプーチン現大統領に譲った。
と言うのが朝日新聞の評価であるが、まあこれに尽きるだろう。政策通ではなかったことは確かだ。しかし、煽動家としては一流のものを持っていた。彼とゴルバチョフが第3次世界大戦を未然に防いだ最大の功労者である事には間違いない。事実上勝利したレーガンは運のいいアホ以外の何ものでもない。
暗殺でないことを祈ります。
(参照)
エリツィン前ロシア大統領死去