まず、一言。こんな人物が国務大臣とは、自民党は本当に人材が不足している。
「化けの皮」と表したが、化けるほどの御仁でもない。地のままである。一応一部マスコミが何やら救世主のようによいしょしているので釘を刺したまでだ。
この人、口だけは達者だが、言っていることに一貫性がない。
そもそも社保庁不正問題で、一生懸命悪人狩りをしているようなポーズを取っているが、「捕まえる」と騒いでいるのは小物ばかり。ほとんどが「ちょろまかし、年金くすね、猫ばば」の類である。こんな小物のクズでも見逃す手はないが、そもそも社保庁の屋台骨が揺らいだのはグリンピアなどに代表される数兆円にのぼる自民党大物議員のつまみ食いである。天下りとの癒着も目を覆うばかりの惨状だし、年金システムに代表される社保庁を食い物にしてきた企業との癒着などに関しては、この人抽象的なことしか言わない。
こそ泥退治の時だけやたら具体的にまくし立てるのである。
この人、就任早々いきなり難病の治療薬解禁を打ち出して注目されたが、「一つの難病だけ解禁したら他の難病はどうなるか」など全く考慮に入れていないし、薬害エイズやC型肝炎のように大量の被害患者が存在する場合、被害者の会が面会要求しても拒絶している。
薬害問題に関して、現状では、裁判所は国家責任に関して相当後ろ向きであると言わざるを得ない。ミドリ十字と組んで自民党の政治家はあくどい税金搾取をしていたので、本格的に調査するとかなりまずい状況であるようだ。
この御仁のやっていることくらいなら、そこら辺のテレビタレントをいきなり抜擢しても、大差ないように思える。この程度の人材なら自民党はいっぱい用意できるだろう。某女子プロレス選手でもかまわないだろう。
(記事)
厚労相「不公平な番組」に出演
27日の夜、NHKを見て、「あれれ」と首をかしげた視聴者は多かったのではないか。
TBSの番組に「一政党の意見のみを放送した番組構成は一方的」とイチャモンを付けていた舛添厚労相が、一政党の意見のみを放送する「福田政権閣僚に問う」に平然と出演していたのだ。放送法違反だ何だとわめいていたのは、一体何だったのかと言いたくなる。
[年金保険料]舛添厚労相発言に鳥取県倉吉市長が抗議文
鳥取県倉吉市の長谷川稔市長は30日、舛添要一厚生労働相が、社会保険庁職員の年金保険料の着服・不正受給問題に関連し、「市町村は(社保庁よりも)もっと信用ならない」と発言したとして、舛添厚労相に抗議文を提出した。
舛添厚労相がTBS「ピンポン!」に抗議
舛添要一厚生労働相は18日午前の記者会見で、17日に生放送されたTBSの番組で年金問題に関して、舛添氏らを批判する一方的な主張を展開され、著しい不利益を被ったとして、TBSに文書で抗議する考えを示した。
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