「日本産業協会」の調べによると、今年7月1か月間に中国から発信された迷惑メールは、昨年9月の3倍近くに上ったことがわかった。天下り法人にしては頑張ったものだ。
中国は外国向け迷惑メールの対策をほとんどしていないので悪質業者にしては天国のような環境である。
最大の被害国である日本の経産省は今頃になって中国当局に通報体制を構築し、取り組みを強化するよう申し入れた。
中国では日本から入ってくるネット情報を徹底的に規制している。本ブログなども彼の地では閲覧できないかもしれない。
日本産業協会では「おとり端末」と呼ばれるパソコン18台を設置した。メールの送付先となるアドレスを集めているとみられる懸賞や占いなどのサイトに工作員を使って会員登録したり、書き込みをしたりして広告メールの実態を調べている。
未だに懸賞サイトなどに実名を書いてしまう馬鹿がいっぱいいる。
日本語の迷惑メールの大半は出会い系やアダルトサイトへの誘導が目的である。中高生を中心に、接続しただけで不当な料金請求を受けるなど「ワンクリック詐欺」などにひっかかっている。真に受けて金を払ってしまう馬鹿が多いのも日本の実態である。
(記事)
中国経由の迷惑メール急増、経産省が防止策強化を要請
出会い系サイトなどの利用を勧誘する迷惑メールが、中国国内のサーバー経由で日本に送り付けられるケースが急増している。
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