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米航空宇宙局(NASA)の水星探査機「メッセンジャー」が水星に最接近し、これまで知られていなかった裏側の画像を送ってきた。今後1200枚以上の画像を送信してくるらしい。
水星は、太陽系の第1惑星で、太陽に最も近い惑星である。
太陽系の惑星の中では最も小さい。赤道面での直径4,879.4 kmは、地球の38%に過ぎない。木星の衛星ガニメデのように水星よりも大きな衛星も存在する。水星自体は衛星や輪を伴っていない。
過去に水星へ接近した惑星探査機は、アメリカのマリナー10号 (1974年 - 1975年) だけであり、地表の約 40 % ないし 45 % しか地図が作られていなかった。マリナーの撮影した水星は、クレーターが目立ち月と非常によく似ていると考えられた。このため、火星や金星、外惑星と比較すると探査の優先度が低くなった。21世紀の現在においても分からないことが多い惑星である。
1992年のレーダー観測によって、水星の北極部分に水の氷が発見された。この氷は、彗星の衝突や水星内部からの放出で生まれた水が、1年を通じて太陽光が当たらない極地方のクレーターの底に残されているものと考えられている。
(wikipedia参照)
(記事)
水星の未知、裏側画像を公表-NASA
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