真相世界(The truth world)

200708朝青龍への処分 日本人の仕打ちにモンゴル人怒る


モンゴル在住者によると、モンゴル国内では「サッカーをやったため処分」の部分しか報道されていないのだ。国の大英雄であるドルジ(朝青龍の愛称)が憎らしいほど強いことを嫉妬され、日本人からよってたかっていじめられているように思われている。しかも、子供たちを喜ばせるために出場したことは報道されているため、そう思う気持ちはさらに強くなっている。  

ということらしい。
事実は藪の中であるが、当然立場が違えば解釈も異なるのである。
「朝青龍」という名前が付いているので、つい日本人と同じアイデンティティを期待してしまうが、実態はモンゴルの出稼ぎ青年ドルジ君なのである。あまり日本的な発想を強要するのも気の毒か?
私自身日本的発想には反吐が出るくらい嫌らしさを感じるものが多い。
私は根っからの自由主義者である。自分と利害関係が関わらなければ、「犯罪やモラル違反以外は誰が何をやろうが知ったことではない」と基本的に思っている。
しかし、狭い国土で大勢の人間が暮らす日本では、そうではない連中が実に多い。個人的なことに無遠慮に首を突っ込み、とやかく干渉したがる馬鹿がいっぱいいるのである。特に政治家に多いから嫌になる。「余計なお世話」と言う言葉を知らないらしい。

本人はさておき、包茎診断のエキスパート・本田昌毅医師と相撲診療所の吉田博之所長が「がっぷり四つ」で差しで争いをしている。どちらに勝利の女神が微笑むのか注目の大一番である。

朝青龍への処分 日本人の仕打ちにモンゴル人怒る

横綱・朝青龍の謹慎騒動は、ついに医者の診断にまで発展した。包茎診断のエキスパート・本田昌毅医師は「神経衰弱状態および抑鬱状態」と診断し、相撲協会が派遣した相撲診療所の吉田博之所長と大泉メンタルクリニックの今坂康志医師は「急性ストレス障害」として、「まずは国内での入院が必要」と診断した。

 2場所の休場と謹慎が決まった時は日本中で朝青龍に大ブーイングが起きたが、朝青龍の故郷・モンゴルでは相撲協会・日本のマスコミ・批判的な日本のファンに対して大ブーイングが起きている。「やりすぎだ!」「もうモンゴルに帰って来い」「日本はひどい!」といった論調になっているという。

 今回厳しい処分となった理由は「全治6週間と言って巡業をキャンセルし、故郷に無断で帰っている間に元気にサッカーしている姿が報道され、仮病であることが明らかになり、巡業先のファンを裏切った。明らかに横綱としての品位と自覚にも欠ける」ためだが、モンゴルでは「サッカーをやったため処分」しか報道されていない。

 確かに「サッカーをやったため処分」だけであれば、「ひどい仕打ちだ!」と言われるのも当然だが、それ以外にも色々あるのですが…。


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