斜め横断はいわゆるJay-walkと呼ばれているやつである。
日本は世界でもまれに見る歩行者に寛容な国で、歩行者が車両と接触事故を起こした場合、相当不平等に車両側の過失を問われてしまう。歩行者に罰金を施す事例も少ない。
それに対して欧米では歩行者に対しても厳格である。
フロリダ州に在住するR・Fクラッド・Jr氏が、2日前に横断歩道のないところを横切ったことに対する罰金15ドルの支払いを拒否したため、刑務所に入ることになった。
クラッド・Jr氏は木曜の夜遅く、横断歩道を正しく歩いていなかいところを警官に呼び止められ、違反チケットへの署名を要求された。
クラッド・Jr氏はそれを拒否したために、刑務所行きが確定した。
警察によれば、彼はドラッグもアルコールも摂取してはいないようだった。
クラッド・Jr氏はマナティー地区刑務所に収容され、保釈金250ドルで保釈された。
日本ではびっくりニュースなのだろうが、欧米ではそれほど驚くネタではないだろう。クラッド・Jr氏のように、徹底して持論を主張するタイプの人も多い。
日本でも最近になってようやく無法自転車を取り締まるようになったが、無法歩行者は相変わらず野放しである。
日本は、世界的にも交通事故で歩行者が死亡する確率が異常に高い国であることを認識しておいた方がいいだろう。
斜め横断の男性、罰金15ドル支払いを拒否して刑務所へ
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