かなり前から結果が予想された選挙ではあった。
結果がわかっているのに、投票に行く人が多かったのは都民が高齢化しているためか? 痴呆系住民が多いせいなのかもしれない。
こんな見出しを付ければ、石原慎太郎に投票した都民は怒り出すだろう。「貴様、俺を馬鹿だというのか!」
その通りなのだが、馬鹿に対して、「お前は馬鹿だ」と言っても、「なるほど、そうだったのか」と単純には納得してくれない。
詳しく説明すると、なにせ馬鹿だから、理解できなくなり、短絡的に怒り出す。
誰が見ても石原が都政を私物化し、箱もの行政で金権体質になり、馬鹿息子を溺愛するあまり公私混同していたことは明らかだ。
まともな判断力のある人間なら石原を蛇蝎のごとく毛嫌いしていたはずだ。
知能があっても悪意のある人物、不正に浸かりきっている人物は石原に与していたかも知れない。
選挙権を持っている人間の半数以上は知性に疑問のある人間だと私は思っている。
「国民の半数以上は馬鹿だ」と言っているに等しいのだが、過去の歴史を見るとそうとしか言えない哀しい事実なのである。
民主主義は多数決だから、主導権を取るためには「馬鹿をいかに引きつけるか」というのが肝要になる。
正直なところ「日本国民の4割以上は馬鹿だ」と内心思っている人は多いだろう。勿論自分はその範疇に入っていないと信じているだろうが。
私が見たところ、自民党に投票している人の6割は低能人間である。残りの2割は狡猾な奴で、もう2割は酸いも甘いもかみ分けた達観した人物である。野党では日本がダメになることを認識している人物である。ただし、私はこういう人は嫌いである。
日本を事実上支配しているアメリカもひどい国だが、一応自民党に相当する民主党と共和党があって、茶番ではあるが政権交代している。(自民党の派閥勢力が替わったのと変わり映えはしないのだが…)
ところが今回の知事選挙を見ていると、保革相乗りで最初から得票率が80%の奴らばかりである。対抗馬が泡沫の共産党だけである。
今回の都知事選でも「何故共産党なんかが立候補して石原3選阻止を邪魔するんだ」などと騒いでいた奴もいたが、地方の実態を見れば共産党に文句も言えないだろう。
アメリカの選挙でも、開票が公正に行われているか疑問視されているが、日本の場合はもっとひどい状況にあることを知っている人はどの程度いるのだろうか?
石原が勝利した東京都みたいな都会はそれほどでもないが、地方に行くほど選管もいい加減になるのである。
今回の石原の勝利の要因として、身から出たさびでバッシングされ慌てた慎太郎は、こともあろうに創価学会に泣きを入れたのである。
それまで創価学会は慎太郎とぎくしゃくした関係だったが、今回の泣きで3期目の都政は池田大作の意のままになることは火を見るより明らかである。
「石原に投票した奴の大半は馬鹿だ」と断言している私の意見が少しでもわかっていただけただろうか、バカウヨ諸君よ。
創価学会は選挙の時住民票を移動させたり、監視人を付けて投票させることで有名である。
しかし、こんな小細工以前に、選管自体が不正をはたらいている可能性が大きいのである。そう、八百長だ。
日本が八百長に異常に寛容なのは風土的なものである。自分もやっているから人を責められないのだ。
選挙違反などして当たり前、警察が仲介しているところまであるくらいだ。地方の人はよく知っているだろう。
こんなクズ選挙を毎回繰り返して愚劣な政治を続け、批判する気力もない。
腐敗列島ニッポン。腐敗している奴がのさばって正義を潰しているのである。子供が直観的この国に未来を感じないのは当たり前である。
バカウヨの気持ちも少しは代弁してやろう。
「浅野の野郎はせっぱ詰まって、民団や総連に泣きを入れたぞ」
その通りである。そして、慎太郎は創価学会(これが最大の在日団体だと言うこと知っておけバカウヨども)に泣きを入れた。統一教会ともつるんでいるのだ。(作る会教科書→都教育委員会への指示)を調べてみろ。
黒川は最初から浅野潰し要員。吉田あたりに入れるのが最善の選択だったのかも知れない。
今回の投票行動でもわかるように、馬鹿の習性は自民党の政策とマッチしている。
自分がすこぶる惨めな状況下にいても、もっと惨めな存在がいれば(憂さ晴らしにバッシングできる対象があれば)満足してしまう。
暗示にかかりやすい。自分で状況判断できない。
ぬるま湯からはい出ることを嫌う。しだいにぬるくなって行く湯の中にしがみつきたい。
未来に対して呆れるほど展望がない。
難しい理屈をこねる人間に敵愾心を燃やす。
民主党も選挙に勝ちたかったら、少しは馬鹿の心理を理解して選挙に臨むべきである。それと選管に対する不正防止対策も真剣に講じる必要がある。
(参照)
都知事選、石原氏が当確
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