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自民党の最終兵器との噂も高い藤川優里市議であるが、本当に衆議院選出馬はあるのだろうか?
J-CASTが否定的な報道をしている。
「美人すぎる」藤川・八戸市議 「総選挙出馬」のとんでもない噂
≪「美人すぎる」とインターネット上で評判になった青森県八戸市の藤川優里議員が、次の総選挙に出馬するのでは、と一部でうわさになっているそうだ。藤川議員の人気は今や全国区で、写真集やDVDまで発売。オリコンのアイドル・イメージDVD部門で週間ランキング1位にもなった。苦戦が予想される自民党の「目玉」に、なんてありうるのだろうか。≫
自民党は絶望的な状況である。破れかぶれで何でもありの作戦に打って出る可能性も高い。太平洋戦争末期のの大本営状態である。
その意味では藤川優里議員の最終兵器としての用途は充分考えられる。
≪ 藤川議員は07年4月の八戸市議会議員選に無所属で出馬し、27歳の若さでトップ当選(現在、自由民主クラブに所属)した。ホームページを開設し写真を掲載したところ、その「美貌」がネットで評判に。08年1月18日に巨大掲示板「2ちゃんねる」に「青森県の市議会議員がいくらなんでも美人すぎる件について」というスレッドが立つとアクセスが集中。回線はパンクし閲覧不能の事態になった。その後、ニュース番組でも藤川議員を取り上げるようになり、アイドルさながらの写真集やDVDまで発売されるようになった。≫
とにかく知名度が抜群である。一応市議だから下手なタレントを引っ張り出すよりもアンパイと言えるだろう。
しかし、「地元では案に相違して人気がない」という見方もある。
≪「八戸の宣伝になれば」と出した写真集とDVDで、水着姿を披露したのが地元の反発を招き、さらに水着姿の撮影場所が遊泳禁止区域だったことが批判に拍車をかけた。また、08年12月1日には後援会会長らが藤川議員に対し、公職選挙法違反などで告発状を提出するトラブルも起きた。≫
尤も、トラブルを起こしているのは元後援会長さんだけである。この人も地元では白眼視されている。
で、肝心の自民党青森県支部連合会の反応はどうか?
≪「藤川さんが出馬するとすれば青森三区になりますが、三区は大島先生(大島理森国対委員長)の選挙区ですので、出馬は無理ですし、ありえません」
それでは比例区ではどうなのか。自民党選挙対策本部によると、
「立候補するためには地元の支部からの申請が必要ですが、(藤川議員の)申請は来ていません。比例区ですが、時期尚早といいますか、比例のみの立候補は極力減らす方針ですので難しいと思います」≫
と出馬要請に否定的である。
「じゃあ、ダメじゃん」と決めてかかるのは早計である。シャミセンかもしれないからだ。
本当に大島先生で勝てるのかな?
現段階では小選挙区では自民党の無残な討ち死にが予想されている。広範囲の得票が期待できる藤川市議である。「比例区単独」という荒技を使うかもしれない。
J-CASTでは民主党青森県総支部連合会に問い合わせた。
≪「藤川さんが出馬する、という話すら聞いたことがありませんし、ましてや民主党から出馬ということもありえません」≫
これもシャミセンと見るべきだろう。
もともと藤川市議は「テレビに出たがり」で目立ちたくてうずうずしている。親父さんの代わりに立候補する親孝行な面もある。
親父さんの思惑も大きく働くだろう。話が来れば、落ち目の自民党から民主にくら替えも充分考えられる話である。
今の状況では、藤川市議が青森三区で民主党から出れば、大島先生にダブルスコアで楽勝してしまうだろう。
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