死刑囚の臓器生きたまま摘出か 中国新疆ウイグル自治区
中国新疆ウイグル自治区で、銃殺刑になるはずの死刑囚が移植目的で生きたまま臓器を摘出された。親族が訴え、裁判所当局が親族に補償金5万元(約78万円)を支払っていたことが分かった。
この死刑囚は2003年7月の死刑執行日に拘置施設から病院へ送られた。親族が、病院で麻酔を打たれ生きたまま臓器を摘出されたと抗議したところ、裁判所当局から06年「死体処理費」が支払われた。
裁判所当局は臓器が摘出されたことは認めながらも、生きたままだったことは認めていないが、賠償に応じたところを見ると後ろめたいことがあったのだろう。
親族は、真相が解明されていないとして近く北京へ陳情に行く準備をしていたが、地元当局から行かないよう警告され、陳情に行かなければ補償金を上積みすると持ち掛けられたという。
死刑囚とは言っても東トルキスタン独立運動の闘士であった可能性が考えられる。中国では通常日本では考えられないような理由で簡単に死刑になってしまう。
しかし、そんな中国であっても北京に知れてはまずいような事態ではあったようだ。
さすがの中共政府も死刑囚の「活け造り」は認めていないようだ。
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