真相世界(The truth world)

200806中国でまたしても大暴動発生 今度は貴州


中国貴州で数万人が暴動 事件処理めぐり公安局庁舎炎上

中国でまたしても大暴動が発生した。原因はやはり当局の住民虐待だった。
本当に性懲りもなく同じことを繰り返す国である。

事の起こりは中国・西南地方の貴州省甕安県で15歳の女子中学生が乱暴のうえ殺害された事件である。治安の悪い中国では珍しくもない事件だ。
そしていつものごとく警察が不正を行ったのである。

今月21日夜、同級生に呼び出され家を出た女子中学生が戻らず、近くの川岸で死亡しているのが見つかった。家族は現場にいた男2人と同級生を公安局に連れて行ったが約8時間後に釈放された。公安局は「女子中学生は、川に飛び込んで自殺」と説明、家族の調査要求にも応じなかった。

強姦殺人が自殺にさせられてしまったのである。当然裏がある話である。

23日には被害者の親戚の教師が何者かに殴打され、死亡したほか、調査を要求した複数の中学生も当局者に殴打され、大けがをした。

当局に都合の悪い証言をする連中は徹底的に殴打するのが中国流である。
釈放された男が県政府幹部の親族で、当局が事件を隠蔽しようとしたことが、暴動につながった。

当局の不正事件処理に怒った住民数万人が、県政府庁舎や公安局を襲撃、数十台の警察車両が燃やされた。鎮圧に当たった当局側の発砲で暴徒1人が死亡した。

このニュースはネットで中国中に知れ渡ってしまった。ネットでは、公安庁舎を取り巻く群衆がなだれ込み放火、庁舎が黒煙と炎をあげる様子や消防車が群衆に囲まれる光景の動画が流れている。
今さら隠蔽できないので、国営新華社通信も29日、暴動の事実をしぶしぶ伝えた。

鎮圧で約150人が負傷、200人以上が拘束された。

暴動が起きる背景として、現地では、汚職や水質汚染に対する住民の不満も高まっていた。
甕安県は人口約44万人、ミャオ族など少数民族の自治州内にあるが、ご多分に漏れず漢族による支配が行われ自治などは形骸化している。
被害者の女子中学生がミャオ族であった可能性は非常に高い。加害者は漢族だったのだろう。

こう立て続けに暴動が頻発すると、北京オリンピックを見物に行くのも勇気がいる。


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