世界がん研究基金は、太りすぎが、乳がんや膵臓ガンなど、6種類のガンになる危険性を高めるという調査報告をまとめた。
報告書は、発症の危険性を下げるには、肥満度を示すBMI値(体重を身長の2乗で割った数値)を20~25に保つのが望ましいとした。日本肥満学会によると、日本人のBMI値の標準は22。肥満は25以上とされている。
ガンがレトロウイルスによる感染であると言う説が有力になっているが、肥り過ぎると免疫力が低下するということだろう。
同基金は、1960年以降に世界各地で書かれた50万件の研究報告から、7000件を選び出して、ガンと体重、食事との関係を分析した。その結果、肥満によって乳ガンや膵臓ガンのほか、直腸、食道、子宮内膜、腎臓のガンになりやすいと結論づけた。10年前の報告よりも5種類増えた。
肥りやすい食品にスナック系のジャンクフードが上げられる。インスタント食品も同様である。食品添加物の多い食品、農薬が残留している食品、遺伝子操作食品などを食べ続けていれば、最初に起こる症状は肥満ということなのだろう。
太りすぎは「がん」誘発、望ましいBMI値20~25
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます