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朝鮮日報の記事である。
中国が最近、メキシコの伝統酒テキーラの原料となるリュウゼツランは中国が原産地だと主張し、国際的に認定を得ようとしているらしい。
リュウゼツラン(竜舌蘭、Agave)は、リュウゼツラン科リュウゼツラン属の単子葉植物の総称で100種以上が知られている。メキシコを中心に米国南西部と中南米の熱帯域に自生するほか、食用・繊維作物、あるいは観葉植物として広く栽培されている。和名に「蘭」とあるがラン科Orchidaceaeに近い植物ではない。
ということなので、何をもって中国が「原産地」を主張しているのかは不明である。
突然の中国の主張に驚いたメキシコ下院は28日、同国政府が中国の動きを阻止することを求める決議案を可決し、太平洋を挟んだ元祖争いに発展する兆しを見せている。
メキシコのテキーラ生産量は2005年、全世界の半分に相当する2億1000万リットルに達した。基本的には中米とアメリカ以外に生産する国はなかったので当然の数字である。
米国向けだけでも年間4億ドル以上が出荷されている。アメリカ産よりも本場の方が美味いのだろう。
しかし、ここに来て「世界の工場」として浮上した中国が、テキーラの原料であるリュウゼツランの「宗主国」を宣言した。本格的に「儲かる」テキーラ生産を開始するつもりである。
「テキーラ市場までをも席巻するのではないかとの懸念にメキシコ人は大いに困惑している。」と捏造・改竄がお家芸の朝鮮日報もメキシコに同情している始末である。
テキーラの原料は中国原産?
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