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トイレでの食事……“便所飯”は本当に都市伝説なのか?
≪ 「便所飯(べんじょめし)」という言葉が3年ほど前からインターネット上で飛び交っている。学校や職場など、公共のトイレで食事をする現象が一部の若者の間でひそかに広まっているという。一方、ネットのフリー百科事典「ウィキペディア」では便所飯の項目が削除され、ネット掲示板の関連スレッドでも“ネタ”として疑問視する声も。便所飯は実在するのか、それとも“都市伝説”に過ぎないのか。
> 「当たり前じゃないですか。他人に知られないための便所飯ですから。それにリアルで告白する人はまずいないと思います」と話すのは、千葉市の会社員、真由子さん(22)=(仮名)=。大学ではなく高校での便所飯経験者だ。≫
確かに、本人は発見されにくいように便所で食事するのである。
現場を目撃する人は皆無だろう。
本人の告白以外に実態がつかめないというのが現状のようである。
便所飯騒ぎを引き起こしたのは朝日新聞らしい。
朝日新聞が釣られた? 1面トップの「便所飯」報道
≪「便所飯」なる言葉を紹介した朝日新聞の記事が話題になっている。孤独な大学生が大学の個室トイレで食事する行為を「便所飯」とし、「学生を中心に若者に広がっている」などと報じたが、当の学生たちからは「聞いたことがない」「ネット上の悪ふざけに釣られたのでは」との声も出ているのだ。≫
ネット上に流布している偽情報に引っかかるマスコミも案外多い。記事にする際には裏をとるのが常識なのだが、最近の記者連中は何をやっているのだろうか?
大学の教授も分析を行っている。
ニュース >社会 >記事若者の「便所飯」なぜ… 1人になりたい 独りぼっち怖い
≪ 宮下教授は「便所飯を一般的現象と仮定すれば」と前置きした上で、「現代の学生は友人がなく、1人ぼっちだと思われることを何よりも恐れている。ひどくなると引きこもりや大学を辞める者も出てくる。いまの多くの学生にとって最優先なのは対人関係。それを核に勉強や食事、その他の行為が付随しているのではないか。特に大学は高校までと違い、自ら行動しないと人間関係を構築し難い」と分析。≫
さて、真偽のほどだが、現実に申告している人物がいる以上、都市伝説とは言い難い。
都市伝説にありがちな超常現象話とは違って,誰でも簡単に実現可能な内容である。
以前に比べて便所も清潔になっている。
薄汚い食堂より清潔そうな便所も実際に数多く存在している。
便所飯を洒落でスポーツ化していると解しているサイトもある。
便所飯
冗談のようにも思われるが、おもしろがってやる奴がいても不思議ではない。
朝、むちゃくちゃ急いでいる時、トイレで用を足しながらトーストや携帯食をかじった経験はありませんか?
駅のホームで食事するよりは幾分か便所の方が消化にいいだろう。
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