(画像は大阪舞洲ゴミ焼却場)
上記の表を見る限り慎太郎の馬鹿ぶりが目立つが、大阪も相当にアホやねん。
大阪というと日本第二の経済圏で、関西の中枢地区である。しかるに、府政も市政も堕落していることでは日本で一、二争うほどである。
横山ノックが知事をしていたことでも民度の低さは知れる。次に選ばれたのも官僚出身で、やったことは帳簿の改竄だけである。知事個人も含めた不正蓄財疑惑も後を絶たない。
大阪府の役人は腹の底で、「政府が大阪府を再建団体になどできるわけがない」とタカをくくっているようだが、利権癒着がひどい自民党・公明党の政権下では、大阪はまだ金を産む卵である。
政府も今回の大阪府による犯罪的偽装工作に対して、特定の見解などまず出さないであろうと推測される。
大阪府が04年度以降、府債の返済を一部先送りして3年間で総額約2600億円の資金を捻出、財政赤字を実態より少なく見せかけていたことが発覚した。
この偽装工作をしなければ、大阪府は今年度財政再建団体へ転落することになっていた。捻出資金を一般会計に繰り入れることで転落を偽装する「赤字隠し」の常套手段である。
当たり前の話だが、大阪府は議会や金融機関、投資家に情報開示していなかった。
日本の国政も腐りきっているが、地方行政はそれに輪をかけて腐敗している。
地方は疲弊しているというが、国政よりも地方の民度が低いからなるべくしてなったのである。地方役人のデタラメぶりも一層程度がひどい。利権構造も硬直化している。こんなでは地方が活性化などするわけがない。
地方の民度の低さは、投票行為でわかる。地方選挙ではどういう観点で投票するのか?
より生活に密着した選挙だから、利益誘導選挙のパターンになるのは理解できるが、実際はごく一部の連中の利益しか誘導していない。結果的に有権者は自身の生活を苦しくさせるような自滅的投票行為に走るのである。
地方選挙では中央より地縁血縁的要素が強くなる。現在の国会議員も自民党はほとんどがお世継ぎであるが、地方の保守系はもっとひどい。
他にめぼしい産業がないから、公務員の採用もコネが強くなる。天下りも簡単である。
土建屋のオヤジも県会議員になりやすいのも同様の理屈である。
地方議員は自分と身内の便宜を図ることに終始し、経済はますます衰退する。そこで、公共事業の依存度が更に増加するのである。
まさに、乞食行政である。
ネット上では「国家財政が破綻しているのは公務員に給料を払っているからだ。公務員の首を切れ」と声高に叫んでいる連中がいるが、大半は頭の悪い都市部の糞ガキだろう。
言っていることは基本的に間違っていないのだが、ネット工作員の言につられて訳もわからず騒いでいるのか、アホマスコミに踊らされて表面的な理解しかしていないのが実態である。
騒ぐ以上、こいつらの身内に公務員はいない。こいつら自身は無職か派遣・パート・中小企業の最下層あたりに属している。こいつらがろくに税金を支払っているとも思えないが、自分の生活の苦しさを人のせいにしたがる。
こんな連中は、一昔前なら左翼運動に走ったのだろうが、左翼運動そのものがだらしないのと胡散臭いのが知れ渡ったので、今度は右翼側に走ったのである。右翼とは何かとも知らずに、自分一人では何もできないから、付和雷同して騒ぎ憂さ晴らしをする「犬右翼」になった。
程度の低さは、コネで天下り系第三セクターの末端職員となり毎日お茶を飲みながら鼻毛を抜くのが仕事の連中以下である。こいつらよりも給料が低いからである。
世の中を呪いながら、せいぜい憂さ晴らしに、ネット上で落書きでもすることだ。
では、こいつらよりも階級が上の一般サラリーマンはどんなものか?民度も高いのか?
というと、マシだろうがお世辞にも高いとは言えないのである。彼らの大半は東京・大阪には住んでおらず、その周辺の近郊地域に居を構えている。
新興住宅地なども、首長選挙などでは投票率が極端に低い。新興住民のサラリーマンは地元に全く興味を示さない。
ごく一部の地元利権者が旧泰然たる選挙活動で当選してしまうのである。
大阪府知事選に某弁護士が自民党から立候補したが、こいつに投票してしまう連中はまだイタズラをするだけの心のゆとりがあるのだろうか?
(記事)
大阪府、2600億円「赤字隠し」 再建団体回避狙う
(参照)
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