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株のデイトレードと食事

太陽にほえろ抜粋3

2012-05-03 19:43:02 | 小説
終盤〜PART2(1984年(昭和59年)〜1987年(昭和62年)) [編集]春日部の殉職後は欠員補充はなかったが、約半年後石原良純演じる水木悠(マイコン)が七曲署に赴任することになる。水木は一度、本庁の情報処理担当として一係に協力するという設定でゲスト出演しており、その後レギュラー入りした。捜査にパソコン(当時の呼び方で“マイコン”)を駆使する現代っ子として、猛者ぞろいの一係に新風を吹き込んだ。パソコンがまだ一般に普及する前の、時代を先取りする演出ではあったが、まだまだ情報処理に対する知識が浸透していなかったためか、現在の視点からすると珍妙な使い方をしている話も多い。

竹本の殉職後、後任として島津公一(デューク)が配属された。島津は「行方不明の父親を探している」という縦軸のストーリーが新たに加えられたが、効果的に盛り上がることのないまま父と再会する。

番組終了半年前には、第1話から14年間出演し続けていた山村も殉職でついに姿を消す。さらに2カ月後には裕次郎も再入院から番組を休演。奇しくも700回を迎えてのことであった。助っ人として橘兵庫(警部)が係長代理として着任、新人刑事太宰準(DJ)も加わる。メインテーマも大幅にアレンジされ、15年目心機一転のスタートを切ったのだが、裕次郎の良好な体調での復帰が絶望的とのスタッフの判断から、番組の打ち切りが決定する。

最終回直前には、島津が山村がやり残した事件を解決して、海外研修へ旅立った。最終回で藤堂が復帰し、有終の美を飾った。この最終回で、藤堂が取調室で部下への思いを語るセリフはアドリブであり、石原裕次郎のこの番組に対する思い入れを表した言葉として語り草になっている。

翌々週からはPART2の放送が開始。係長・篁朝子と喜多収(オサム)が登場し、野崎が現場復帰した。放送回数が1クール12回と少ないため、しばしば打ち切りと誤解されることがあるが、実際は裕次郎復帰断念による急な最終回を迎えたため、後番組『ジャングル』製作準備の間、未映像化脚本の消化のために1クール12回だけの企画であった。新レギュラーの奈良岡も、舞台出演の予定から、当初から1クールの出演契約だったとされる。奈良岡の起用に関しては、石原裕次郎が最も尊敬していた女優だったことからと言われる。好評のため延長の話もあったが、奈良岡が固辞したことや、石原プロモーションが難色を示したことなどから、当初の予定通りの終了となった。

シナリオ草稿「野崎刑事復帰」では野崎が現場に復帰するエピソードが準備されたが、初回から復帰した設定となった


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