残業代１

先日、残業が多い会社の社員さんに残業代つくんですかと尋ねると（残業代と歩合と計算して金額の多い方がつく）と返事が返ってきた。その会社は、部品を運んだ分だけ量に応じて歩合がつく。
定時を越えた部分に関して部品を運んだ量、いわゆる売り上げ分だけつける(能率給）かかかった時間分(時間給）につけるか、会社の考えが出てくる部分である。
シンプルに考えると、能率給のほうが良いように思える。会社も残業を減らすように指導していると言う。残業代以上の能率を上げて定時で帰って給料アップは理想であろう。会社にしても長時間労働をされて過労死されてはかなわない。
かといって残業代という部分が無い場合は、会社も売り上げ至上主義に陥って、長時間労働をしなければ、食べていけないような能率給にするかもしれない。その辺を考えると能率給か時間給のどちらか高いほうをつけるという中途半端なやり方のほうが、労使ともに
能率給と時間給のメリットとデメリットを考えながら仕事をするので良いのかもしれない。
　世間で言われているブラック企業の下請けでは、契約時間は８時間、でも実際は、仕事は無くても５時間分は賃金を払う、残り３時間分は仕事がなければ払わない。仕事も朝一の朝礼で作業は小走りでしてくださいといわれる。実際、小走りでしなかったら、朝礼で言ってたでしょうと注意される。ブラック企業の下請けはやっぱりブラックだわ。この間、たまたま、仕事がなかったのでいったら、さすがに小走りで仕事をしろとは言われなかった。ＴＶや新聞で新卒離職率ＮＯ１と報道されていたせいか、小走りで仕事をして怪我人が出たのか、どちらかは知らないが。でも、時間拘束だけはしておいて、早く終わったら、その分は出さないと言う部分はかわっていなかった。派遣業界で皆が行きたがらない派遣先ＮＯ１だ。普通は５時間分しか確実に金を払わないなら５時間契約で残業２時間ぐらいありで募集するんだが。しょせんブラックだ。