以下釈迦に説法ですが、最近「忘れる能力」について考えることが多くなりました。
子供のころから、学校教育では、「記憶する」とか「忘れない」ことに重点が置かれていました。しかし、この年になって、「忘れる能力」の重要性が身に染みてきました。忘れたいことを忘れられないのです。困りますね。
話は飛びますが、近年従来のぼけに加え、認知症が話題です。悟りとか涅槃とかは、究極のぼけすなわち認知症の行き着くところではないでしょうか。
嫌なことは忘れたいが、ぼけたくはない。究極の選択を迫られます。辛いねえ。
暇老人の昼寝の夢でした。