ちびわんこくん、29日に3回目の月命日を迎えた。
この画像は亡くなる数日前。
お勝手口に虫がひっくり返っていて「おかあさん!なんかジタバタしてるよ。」って教えてくれた。
名前は知らないけど私は「カッチン虫」って言ってた。
ひっくりかえってジタバタして、ヘアピンにカッチン留めってあるでしょ?あれをパッチンってしたみたいに飛び上がって元に戻る虫。
よく家に入って来てるの、、、
まだまだ鮮烈な記憶が残っているうちに、思い出したくない・振り返りたくないけれど、やはり記録に残しておくことにする。
6月28日(木曜日)
朝から病院へ連れて行き診察では特に異常はなさそうだが、昨日ご飯を食べていないなら水分補給もあるし栄養を取った方が良いから点滴と検査もしてみますから夕方お迎えに来るように、担当の先生から伝えられた。
ペットホテルも利用した事がなく、病院にお泊まりしたことすらない。
点滴で数時間預かってもらった事が5回程あるが。
4年前に先代犬が亡くなった際に、食欲がなく元気がなくなってしまった時だ。
まーくんが「えーっ?そうなのー?」みたいに不安そうな顔をしていたので、私も後ろ髪を引かれながら病院をあとにした。
普通に元気だしお腹の調子がちょっと悪いだけ。
最近3ヶ月に1度くらいお腹の具合は悪くなっていたけど、すぐ病院に行っていたし注射とお薬を飲むと翌日、もしくは2日程で治り安心なうんこに戻っていたもんね!
きょうはまさかの点滴になっちゃったけど、食欲が戻って元気になるんだから7時間位まーくんにあえないけど我慢しなきゃ
ただ、ヘルニアのリハビリで1年以上通院していてリハビリのお部屋では寛げるようになっていたけど、ワクチンのお注射やちょっとした事で診て頂く時やっぱり診察室というか診察台に上がるのは苦手だったもんね。
緊張しないでゆっくり点滴受けてね。 ってお祈りして家路に着いた。
まだ午前中だったからお天気もいいし、まーくんのクッションやお布団を洗っておけば夕方には乾くよねって思い、お洗濯をしたりまーくんの身の回りのお片付けでちょっと時間が過ぎたけど、夕方まではまだまだだな、、、
まーくんのケージ。
いるはずの場所にちびわんこくんがいない。
掛け布団っぽいのもお洗濯しちゃったから、余計にがらんとしていてものさびしい、、、
たった数時間経っただけなのに、その空間が愛おしくて仕方なく、本当に心にぽっかり穴が空いたような感じだった。
さびしいな、、、
早く夕方にならないかな?
何をしようかとか考えたけど思いつかなくて、庭のお手入れとかをやってたかな。
その日はオットは呑み会が入っていた。
次女もお友達とお夕飯を食べる予定になっていたから、私は家にある物でお夕飯は済ませるつもりだったので食事の支度が要らなくて、余計に暇だったのだ。
とにかくちびわんこくんが数時間いないだけで、こんなにさびしくて退屈するものなのかと思った。
10歳を超えてからは、結構寝てる時間が多くなってはいたけどね、、、
ちびわんこくんの存在が、いつの間にかこんなにも大きなものになっていたんだね。
ただ点滴で預かってもらっているだけなのに、もう本当に家で落ち着かなくてやっと夕方になった時は本当に嬉しくて
お迎えに、let's go
6時に病院に到着!
あまり待たずに診察室に呼ばれたので嬉しかった。
とにかく患者さんが多い病院で待ち時間が掛かることが多いから、、、
看護師さんが抱っこして診察室に連れて来てくれた。
暫く看護師さんにちびわんこくんは抱かれたまま、私は先生から点滴を受けた事と検査もしたけれど、やはり特にどこにも異常は見当たらない事を伝えらえた。
私も先月に血液検査を受けたばかりで、院長先生からちょっとだけ腎機能の数値が平常より高いけど、まだ全然気にするような数値ではないから様子を見ていきましょう。と言われた事などを話した。
先生が、念のため明日も点滴した方がよいのでチューブはつけたままにしていますから。
と言われ、包帯でぐるぐる巻きになって痛々しそうな足に目をやった。
あいたくてあいたくて、まーくんの顔しか見ていなかった気がする。
まーくんは「やれやれ、疲れたよー お母さん」みたいな顔をしていたね。
この時、実際なんだか元気ないなぁー とは感じた。
ま・でも私から離されて何時間も点滴をして、嫌いな病院にいたのだから疲れているに決まってるよね。
って、そう思うしかなかった。
支払いまで30分ほどで病院をあとにした。
ちびわんこくんを助手席に乗せてすぐに
「まーくん!大丈夫だった?さびしかったでしょう、ごめんね。あ、そうそうまーくん!点滴しているから晩ご飯は絶食でって先生に言われたから、せっかく元気戻ったかもしれないのにご飯食べれなくて残念だねー 」って声を掛けた。
ちょっぴり上目使いに私の顔を見て「ふぅー 」みたいな態度だったかなー?
家に着くまでおとなしく伏せてゆっくりしていた。
寝てはいなくて目は開いていた。
本当に疲れた感じだったけれど、元々車は好きじゃないのでいつもおとなしく乗っていたよね。
夕方で道路がちょっと混んでいたから、30分位で家に到着した!
いつも外出から戻り車から降りると、おしっことお庭の散策をするため暫くは私も一緒に外にいる。
この時、すぐにいつもおしっこをするクチナシの木の根元に行ったちびわんこくん。
片足を上げていつもおしっこをするのに、足を上げずにというか上がらなかったのか女の子みたいにしゃがんでおしっこをしたので驚いた。
が、足には点滴の管がついていたのであんばいが悪かったのか?注射の跡が痛いのか?そのせいだと思った。
でも、今思えば足を上げる元気もなかったのだろうかと思う。
ここまで、病院から家に戻ったまでの事、、、
一気に書きたいけれど、涙でキーボードが見えなくなってきたので次回にする。
ばかだなー思い出すのが辛いのに、あえてそれを書き残したいとなぜ思うのか?
自分でもわからない。
でも、何ヶ月経っても愛犬の事が忘れられなくて、どうしたらいいのか全くわからないから、、、
最後の事をきちんと書き残す事で、少しでも想いが軽くなるとでもいうのだろうか。