滋賀県米原市梅ケ原栄18-2 「和shoku 福来路巣(ふくろうず)」【1150】

琵琶湖北東岸に位置する「米原(まいばら)市」のJR米原駅前から南へ約400㍍先の、住宅街にある小料理屋さんです。
どこかトッポイ感じのする外観で、小料理屋というより居酒屋のイメージが先に来ますが、中々どうしてこの辺りでは人気のお店なんです。

玄関脇のメッセージボード。
これだけ見るとそこらへんに在るお店と、大差無いように思えます。

靴を脱ぎ板張りの店内へと入ります。 厨房に面したカウンター席と、掘りごたつ式のテーブル席が設けられていますが、約25名の収容能力とコンパクトです。

メニュー表①
前述のメッセージボードのメニューが写真入りで掲載されています。

メニュー表②
こちらはお昼の丼もんと夜の単品メニュー。 もちろん夜にも定食・コースメニューがありますが、「チョット一杯引っかけながら」的要素も多分に含んでいます。

メニュー表③
内陸部の割に魚料理も結構充実しています。

「日替りランチ ¥900」
松花堂風のお弁当箱にチョコンチョコンとおかずがのり、プラス小鉢、おすまし、ご飯とこれだけでも十分お値段の価値はあります。
はんなりとした薄味が特徴のおすましには、サクラエビが散りばめられ「雅」な気分に浸れます。

食材に合わせ味付けに強弱がつけられ、基本の出汁の取り方も中々で楽しめます。 フライも熱々でサックリ感があり言うこと無し!

更にもう一箱(造り、煮魚、出し巻き)少し遅れて運ばれてきました!
造りの鮮度は並よりやや上と此の地では頑張っており、煮魚、出し巻きの味わいも中々繊細です。

アフターの珈琲(アイスクリームもチョイス可能)
よくある付け足しでは無く、しっかりとした抽出がしてありOK! これら全てで900円!参りました!!
単なる量で勝負ではなく、一品一品手間暇かけ細部に亘るまで料理人の拘りがヒシヒシと伝わってくる料理には、早々お目に掛かれません。
これだけクオリティーとCPが高ければ、連日お昼前に満員御礼になるのも頷けますね。