桜が開花した大阪より。
プロ野球再開!オリックス-ロッテのチャリティマッチが開催されました。
ただし、真剣勝負の公式戦ではなく、その醍醐味がないのためか、
もしくは宣伝不足だったか、10時45分の開門時から、人の入りはさっぱり・・
もしくは内外野自由席2000円という値段がネックなのだろうか・・(中学生以下は無料です)
公式戦は、それ以上にタダ券が配られていたのだろうか・・?
今日はある意味一大イベントのため、ドームは上段席も開放されていました。
オープン戦と違うはずでした。
そして、オープン戦のときには使われなかった1・3塁側のモニターも使用されました。
(外野下段席からはバックスクリーンが見えないため、1・3塁側のモニターは重宝されるのですが、
画面が2分割されるとモニターの文字が小さくて読めないのが難点です。)
でも、上段席の各入口に係員や警備員が配属されてるのに、関係者よりも観客が少ないように見えました。
やっぱり今のご時世において、世間からプロ野球に対する需要は小さいのだろうか・・。
でも。
試合開始直前に両軍の選手達による募金活動が行われました。
5箇所のゲートで、2交代で選手が配置されたため、それぞれの募金箱に入れながら沢山の選手達と握手してもらいました。
私の場合、Bs北川・山崎浩司・日高・後藤光尊・坂口・駿太・大引・鴨志田・フィガロ・吉野・木佐貫・平野・西・高宮・寺原
M里崎・今江・大松・・・。
いろいろ楽しみながら、沢山の募金ができました。
沢山のファンの方が、沢山の選手と握手をするために、各ゲートを回って募金を楽しんでたと思います。
私の場合、マリーンズはパリーグの中で一番敵対視してましたが(あの2009年9月の試合以来)、
いざ目の前に選手が並ぶと喜んで募金してしまうものです。
私と里崎が握手するなんて、今まで考えたこともありませんでしたが、やって良かったですよ。
♪わーれらーの、わーれらーのパシフィック・リーグ。
それが、白いボールのファンタジー。
そして、この試合は応援が解禁されました。
と言っても、応援団の皆さんと球団との協議の末、鳴り物なし、ただし笛を使ったリードで声を出しての応援となりました。
でも、リードされた応援団員さんは、「応援の基本は声です!みなさん、とにかく元気出してがんばっていきましょう!」
という指揮のもと、ライトスタンドの少数精鋭部隊(!)を鼓舞されていました。
こういう応援なら宮城で鍛えられましたからね。私自身は慣れたもんですよ。
チャリティマッチとはいえ、チームの行く末が決まるわけでも、オールスターでもない、
ただの公式戦直前の調整みたいな試合ではありましたが、
なんというか、この試合で光原投手を見ることが出来たのは、本当に光栄ですね。
先発投手、光原がコールされたときには、ライトスタンドから盛大な拍手が送られました。
これは去年、迎が広島のスタメンとして出場したときと同じ。
みんな他チームでもとにかく光原なら頑張ってくれることを願ってるのです。
光原は神戸市兵庫区出身。
彼が中学2年生のときに阪神大震災で大変な避難所生活を余儀なくされ、その年のブルーウェーブに心を打たれた存在。
そんな彼が震災から10を経て憧れと言ったオリックスに入団したことが何よりも嬉しかったものです。
光原本人のこれまでのプロの経歴を思い出すと、調子を崩したりケガに泣いたりして、
こらえきれない感情でベンチ裏のガラスを右手で殴り、指5本のじん帯断裂の大ケガ、というのもありました。
去年、何度も足を運んだウエスタンリーグでは、吉野と共に相当ムチャな使い方をされながらも、
精神的に強くなったところが見られました。
これからの光原は面白いと思える段階まで来ていました。
ただし、もう若くない彼にとって、Bsで活躍できる場は与えられず、現役を続けるためにトレードへ。
今はもうオリックスの選手でもなく、オリックスは神戸の球団ではありません。
これからは、被災した千葉の光明となるべく、とにかく活躍しろ!
それが復興を成し遂げた神戸だからこそ、寛大な心で見守らなきゃいけないのです。
そして、オリックスのファンを続けていく限り、光原をボコボコに打って打って倒すべく、容赦なくバッターに声援を送るほかありません。
そんな勝負もまた、白いボールのファンタジー。
あ。ちなみに、阪神大震災では以外にも兵庫県明石市の西明石駅付近でも震度7を記録していました。
当時小学生だった坂口選手が住んでた地域。
今日の試合、彼は登場曲は2008年まで使っていたmunehiroの「ヒノマルパワー」に戻されました。
(前回記事で紹介した曲)その理由はなんとなくわかりますよね。ヒノマルパワー。
やっぱりいろんな思いがあっても、応援をするのはいいですね。
声を出して選手と一体となって、スタンドもひとつのチームとなること。
別世界からの傍観者ではない、だからこそ興奮できる、喜べるし、悔しい気持ちも味わえる。
ただ、試合が終われば、ボロ負けでもある程度の達成感もあります。
プロセスが大事なのか、結果が大事なのかはわかりません。
プロ野球チーム、選手達はもちろん結果で給料が決まりますが、ファンである私たちは、その試合で勝つことを求めるよりも
試合そのものを楽しむことを目的としていたいです。
両軍ラッキーセブンのときには、配られた「がんばろう日本」のボードを掲げました。
マリーンズファンの応援からは「がんばろう日本!」のコールも聞こえました。
ただ、今日もBsの試合運びはヘタクソでした。
ゴッツァンも不意を付くエラーで失点。
フミヒロはランナーを警戒していても盗塁を許すし、PARKさんは相変わらずのボークからの失点。
打撃陣は無死1塁から進塁させられず、三振ゲッツーを含めて併殺5。
「もしドラ」の本を読まれた方はご存知だと思いますが、ノーバント作戦が野球界を変えるイノベーションを起こす可能性は否定しません。
ただ、現状ことごとく失敗しているし、今年は低反発球の使用もあり打高投低とはいえない状況になっているので、
連打や進塁打を期待し盗塁成功率を上げるノーバント作戦は何ともいえないなぁ、と思ってみてました。
そしてPARKさんは6回、7回と日本の未知の領域へ達したところで打ち込まれました。
さらに、今一番踏ん張らなきゃいけない鴨志田が、キム・テギュンなど好打者から三振取ってるのに3失点。
そんな状況も、悲観的にならずに楽しんで見る、そして、ひょっとしたら6点差も逆転できる?と期待して応援することに限ります。
雰囲気を変えるならスタンドから、イノベーションはスタンドから起こすことは可能だと思っています。
その思いは、今日も調子の良かった吉野や
最後にようやく1点を取ったBsに繋がっていると思っています。
最後、マリーンズはお久しぶりの川越投手も登板しました。
チャリティ試合というのは、オールスターと同じでこういう遊び心も必要かもしれませんね。
結局ボロ負けでした。
Bs 1 - 6 Marines
ただし、試合後はマリーンズ選手がベンチから引き上げていく中、
逆に負けたオリックス選手はベンチ内に集まり、反省会が開かれていました。
たぶん、今日の試合内容に対して首脳陣からゲキが飛ばされたような気がします。
それもこれも、私達のようなファンに答えるために、結果を出せといわれているに違いありません。
私達は、その選手に対して鼓舞できるような盛り上がりをスタンドから作りたいものです。
正直、スタンドもビジターのマリーンズファンと比べてオリファンはボロ負けでした。
今は自由なスタイルよりも、団結力が求められているような気がするだけに、オリファンの力というのも見せたいものです。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
あまりの観客の入りに???でした。
行くことで、寄付になるというには、組み合わせが地味だったでしょうか。
選手会長のあいさつも、楽天・嶋のごとく胸アツになるほどでなく、淡々と読み上げる岸田会長。
youTubeでロッテの応援団の様子がアップされてました。いつもながら元気な応援団です。
笛での音頭取りができたのなら、先日のオープン戦のような高速応援はないでしょうね。
JCOMで無料放送してくれるようなので、録画して後ほどみたいと思います。
チャリティ試合の観客はどこも満員ではなかったですが、野球をやっている事実が認知されてないのでしょうか。
試合前の募金で満足してしまいそうになりましたが、試合自体は地味な試合でした。
バルは第一打席にヒットを打ってくれ、安心しましたが、その後の内容を見ると安心しきれませんね。
課題の残るゲームでした。
その中でも、金子の軽快な守備や、吉野のテンポのいいピッチングが見ごたえがありましたね。
話は変わりますが、ブログ始めたので、
良かったら見てください。
http://orixtsquare.blog65.fc2.com/
実際、レフトスタンドは沢山の人がいました。
この週末は、関西では甲子園の高校野球に注目が集まっていますし、
特に試合の目的もオープン戦と変わらないようであれば、
チャリティのためだけに行くかどうかは迷うところのようにも思います。
ビール飲んで騒いでいいのものかもわからないですし。
その辺が観客の足が遠のいた遠因かな、って勝手に思っています。
義援金活動は長く続けていかなければならないものですから、
この試合に限らず、今後もこういう活動に協力できればと思っています。
応援は、いつもより少ない外野席でしたけど、統制が取れて熱い応援になったと思いますよ。
たぶん作戦も練り直すかどうか考えてると思いますが、
選手にも作戦に応じた個々の意識が求められてると思いますので、その確認みたいなことがされてたんでしょうね。
たぶん野球やってるという認識は薄そうですが、まさか皇子山より京セラDが少ないとは思いませんでした。
試合を楽しめたんならそれでいいですよね。
ブログ開設おめでとうございます。
オリックスファンにとって、現地情報は貴重な情報源ですので、
楽しみながら頑張ってください。
こういうときだからこそ現場で鼓舞したいところです。
それにしてもBsファン少ないですね。
ライスタのファンの皆さんは熱かったでしょうね。←少数でも加わりたかった(>_<)
松原猛牛会のあのおっちゃんリード見れたのですね(笑)
「ぉーーーお!!
久々の藤球スタイルに燃えてはったんかな(笑)
十分楽しませてもらいました。
松原のあのおっちゃんがリードしたときには、ライトスタンドのみんなが「そぉ~れ!」と声を揃えて笑ってましたので、
少数でもコアで楽しい雰囲気でしたよ。