風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

長田スター街道

2013-02-25 | 風景画-神戸・播磨
最近,贈り物を買いに行くのに重宝しているのが新長田の街。
沖縄の物産展があったり,靴の専門店があったり,小さいけど大丸もあるし,
神戸の名物であるソバ飯とかぼっかけうどんとかを食べられるし,車でも電車でも便利だしということで,
今日も父親の還暦祝いをどうするか考えに立ち寄りました。
しかし,大丸新長田店,ついに最近閉店になってしまったんですね。
震災も乗り越えて西神戸を支えてくれたきただけに,やっぱり寂しく思います。
それに,新長田~駒ヶ林間にあるショッピングビルやアーケードも阪神大震災での大火災の影響を受けて
軒並みシャッター街になってしまい,復興が必ずしも成功していると言い難い状況です。
この大丸の立ち退きが空洞化に拍車を掛けなきゃいいんですが。


そういうことで,還暦祝いは海岸線にのって旧居留地の大丸へ買いに行くことにしたのですが,
せっかくなので,新長田の町並みを紹介します。



地下鉄・JRの新長田駅前には有名な鉄人のモニュメントがあります。
地元の町工場の技術の結集で作られたものです。
すっかり子供達の遊び場となってますが,いつ来ても鉄人を写真撮ってる人は多くて
これ目当てで新長田に遊びに来ている人は確実に多くいます。


ところで,オリックスには主力選手のケガ・離脱が今年もキャンプ終盤になって相次いでしまい
(金子千尋・岸田・中山・ロッティーノ)オープン戦2連戦の結果もイマイチな感じ。
ここは俺が鉄人だ!ってヤツが現れて欲しいところですね。あまり主題と関係ない話ですが。



そして,新長田から南へ向かうアーケードですが・・



床のタイルには「長田スター街道」と題して,
神戸に縁のある有名人のサインやメッセージが書かれたタイルが貼られています。



例えば先日の生田神社での節分行事に参加されていたボクシングの長谷川穂積選手とか,
タレントのサトエリとか,宝塚歌劇団の方とか・・





近くにホームズスタジアムがあるヴィッセル神戸の選手だったり・・



女子プロ野球の兵庫スイングスマイリーズの選手だったり・・・



ミュージシャンのガガガSPのメンバーだったり・・
(最近,VOCALのコザック前田さんはオリックスの試合にあまり来られないですね)



もちろん,オリックス・バファローズの選手のサインも残されています。
ただ,オリックスは2005年に寄贈されて以来,更新されていないため,
マスコットはネッピー,監督は仰木さん,選手は村松・日高・阿部真宏・カリームガルシアなど
ほとんど現在在籍していない方ばかりとなってしまいました。

その中で,今も残っている選手としては・・


坂口智隆。もはや今は選手会長。



そして平野恵一。こちらは阪神からの出戻りですが,
それだけオリックスに縁が深い選手なのです。

しばらくオリックスで新長田の街が盛り上がっていないのですが,
1995,96年のようなことになれば,ここのスター街道に西勇輝や伊藤,川端,バルディリスなどの
サインが飾られるようになるのかもしれません。

そろそろバファロー・ブル&ベルも神戸の人に認知されなきゃいけないですし。



こうしているうちに,駒ヶ林駅付近に到達。



このあたりでは,アーケードで立ち退いた店舗敷地を利用して,
震災ミュージアムだったり,なぜか「三国志」のモニュメントが展示されたりしています。







こちらでは,三国志の各登場人物のコスプレもできる衣装を貸し出されたり。



奥には再び鉄人の姿が。



微妙に鉄人を操作できたりします。
小学校の机を再利用した超手作り感の操作盤。



こうして一駅分を歩いたわけで,駒ヶ林駅から旧居留地・大丸前駅へ
地下鉄海岸線に乗っていくことに。




そういうわけで,神戸でもなかなかディープな街,新長田をご紹介しました。
阪神大震災では多くの人が建物内に生き埋めになったまま大火災を受け,かなりえぐい爪痕を残しましたが,
今やアーケードではフリーマーケットが行われたり,鉄人や三国志を軸にしたイベントも多く,
色々なアイデアで自ら町を盛り上げようと努力されてます。
ぜひソバ飯やぼっかけうどんを食べに行ってみてはいかがでしょうか。

また,オリックス・バファローズ鈴木郁洋コーチのブログでも紹介されていたのですが,
3月10日に三宮のみなとのもり公園で,神戸から東北への復興の祈りが込められた催しがされるようです。
神戸から元気を!!「歩みのAKARI-灯りー」(鈴木郁洋のブログ)

もうすぐ東日本大震災から3年。
私自身としては,神戸の人間として,大震災そのものをどうこれから伝えるのか,自身も忘れていないか,
これからも考え続けたいですしね。



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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。

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