トリック・ファイン・プレー

いつものように大正駅からJRの高架沿いを歩いて外野席へ。
この時すでに4点リードの6回裏（オ１－５ソ）。
フィガロ君、あの細川に四球は無いよ～とちょっとガッカリも確実に足はドームへ。
球審は気まぐれカッキー（柿木園さん）でしたので、際どいボールをとってもらえずに崩れたかな？




特に関西でのホークスは面白いですからね。
ピッチャー交代のときには近鉄電車でハヨ帰れ！南海電車でハヨ帰れ！の野次合戦。
（吉野投手の時には阪神電車で・・てなってましたが）
これは昔からの南海－近鉄（阪急）戦の名残。
そして、ホークスの気合の入った応援と、オリックスの精一杯の応援が五分五分。
（いや、ちとホークスが人数・声量ともに優位っぽい？）


一番の城所、いや、見所は8回表。
ピッチャー高宮は松中さんにセンター前に運ばれて無死一塁。
1塁ランナーは代走の城所。多村を打ちとって、一死一塁。
ピッチャーは高宮から鴨志田にスイッチ。バッターはオーティズ。


さぁ走る走るぞ、とリードで圧力をかける城所。
レフト席からも「走れ！走れ！城所！」の大声援が繰り返され、圧力をかけられるバッテリー。


ひたすら牽制・ウエスト・牽制・ウエストを繰り返すも、城所スタート・・・
警戒し続けたバッテリーも待ってましたとばかりウエスト後、すかさず日高からの送球も高目へ逸れてしまい・・・

間に合わず、と、思いきや。

高めに逸れたが幸いとばかりに、捕球したはずの後藤が外野に視線を向け・・・
城所は悪送球でセンターに抜けたのかと、すかさず次の塁を伺った・・・はずが。
何故か背中から後藤のグラブが・・・二塁塁審吉本は勢いよく腕を回して「アウト！」




秋田高校出身のIQがここで生かされるとは（驚）。



無念の城所。
でも3球続けてウエストしたらカウント悪く、あっさりオーティズ四球。
レフト席からは「走れ！走れ！オーティズ！」の大声援がw



続く松田も四球。2塁ランナーは代走の福田。焦るバッテリー。
そして、バッターは、何故かオリックス戦よく打つイメージのある細川。
あの西武打線の中で、クリーンナップを凌いでも、何故か細川に打たれて負けたことが何度あったか・・。



そして、嫌なイメージ通り綺麗に１・２塁間への鋭い打球・・・






1イニングの中に、アウト2つ続けてもぎ取ったプレーを見ただけでも
ドームまで来た価値があったもんです。



ま。その直後「今日のベストプレー」のVTRが流れたのは
グッチの大飛球背面キャッチの場面でしたけどね。（ゴッツァンはそういう星に生まれたんだ）
グッチのプレーは2回続けて同じプレーができる集中力は凄いと思います。


そして、その裏には二死無走者、追い込まれてから四球を選んだ今日の天才。


それが、この回の中でT-岡田第一号HRを呼び起こし、
序盤の5点差ゲームを2点差へ詰め寄る展開へ持ち込んだわけです。




打ったT-の打球も綺麗な弾道でしたよ。








2点差からはそれなりに応援のボルテージも高まった？ライト席。




9回裏もバルがヒットで出塁、野中が代走となんとかなれ！と願い駿太の代打森山も粘るも
ファルケンをそうそう打ち崩せずに終了。
Bs 3 - 5 Hawks
結果的に、2回表で試合が決まったかもしれませんが、6回裏からの観戦でも十分楽しみましたよ。
いやーしかし日高は今日いいとこなくガッカリ。
ただベンチからの助言もあったと思いますが、フィガロ君が3回以降復調したのをアシストしたと捉えることにします。

いよいよ明日からパシフィック甲子園ですね。今季初めての楽天主催試合。
明日は見にいけませんが、ちょっと今からも緊張してしまいます。



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