新緑の紫陽花北神戸

一昨年からオリックス2軍主催の試合なのですが、基本的に8月以降のナイター開催が北神戸、それ以外は神戸サブ（神戸総合運動公園内）で行われるのようになったのですが、
GW時期には1試合だけ北神戸で開催が残っているようです。


せっかくなので、その貴重な試合を見に来ました。山深い六甲裏に開発された住宅街の一角。
ここに来るまでのドライブから、この場所の空気から、日常とは掛け離れた世界を味わえます。




この日の神戸は朝に雨が降っていましたが、無事お昼ごろには青空が広がっていました。もう夏の空って感じですね。
ただ、風は打者にとって逆風。竹原は２本ホームランを損したような当たりがありました。


2軍の試合といえども、連休中とあって関西のいたるところからオリックスファンが集まってましたね。



そして、この日はスペシャルゲストが招かれていました。
中日の・・・



スタジアムアナウンサーの方！今日に限ってドラゴンズの攻撃時には、アナウンスを担当されていました。
ちなみに、ユニフォームの色に染まらなかった青いコアラも付いてきていました。








試合はオリックス先発桑原、中日はソトで始まるも、両者共に序盤はランナーを抱える立ち上がり。
しかしながら、両軍共に決め手に欠ける攻撃で、無得点が続く歯痒い展開。

ちなみに、オリックス先発陣は、9赤田・5野中・6安達・D竹原・7荒金・3辻・4三ツ俣・2横山・8中村・1桑原。
純粋なオリックス球団のみ所属の選手はルーキーの安達と三ツ俣だけ。
あとはトレード（赤田・野中・竹原・荒金・辻・桑原）、分配ドラフト（横山）、トライアウト（中村）
というところに、チーム編成上の事情や特徴が垣間見えます。



中日の二遊間は岩崎＆岩崎。
しかしオリックスが苦手とする左腕のソトですが、制球が乱れ球数も多く、3回までで精一杯のようでした。
（それでも得点できないオリックス打線・・）


ただ、竹原は自分のバッティングを楽しんでいるかのように好調を維持してるようで。



均衡がようやく破れたのは４回。中日のピッチャーは2番手の岡田。
三ツ俣の2塁打、ゴンゾーの犠打で1死三塁の後、中村が凡退し、また無得点かよと思った直後・・


赤田がタイムリーを放ち、ようやく1点先制。（オ１－０中）
桑原は序盤こそバタバタしたものの、中盤以降は落ち着きを見せて５回無失点に。





続いて前田祐二が２イニングをほぼ完璧に。


6回表、明らかにライト前ヒットになる1バウンドでの捕球もアウト判定の誤審で助けられたところもありましたが。
（かといって、2死からシングルヒットだったとしても、今日の前田は失点しなかったでしょう）



キモイ動きを続けるドアラでしたが、何の前触れもなく急にバク転をして観客を驚かせていました。
ただ、見逃した人が多かったようですが。



高橋秀は１安打打たれるも、なんとか抑え・・







ルーキーの安達は安打も放ち、三ツ俣は盗塁、横山は犠打も成功してるのに、それでも点が入らない・・
ちなみに安達選手は一時外野守備も練習しているという話もありましたが、今日はショートでフル出場でした。



結局、１－０のまま９回表を迎え、マウンドにはいつの間にか２軍の抑え投手になった小松が上がり・・


劇場になることもなく、あっさり抑えて試合終了。




２軍の試合も、ずいぶんスポンサーが付いて懸賞が多くなったものです。


オリックス２軍、１５勝７敗とウエスタンリーグ堂々１位の強さを維持しています。
今年のファーム日本選手権は松山。目指せ道後温泉！といったところでしょうか。

夏場のナイターも味があっていいのですが、新緑の季節の六甲裏もいいですね。
また来年も開催して欲しいものです。


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