太陽が子午線を跨ぐ頃・・・
♪差し込んだ光は 君を照らすよ・・・
VIVA! ORIX BASEBALL HERO!!
(オリックス球団応援歌「Bop!」より)
久々の北神戸デーゲーム。私にとって今年最後の北神戸。
9月15日(土)のウエスタンリーグ公式戦,オリックス-ソフトバンク戦の模様です。
この試合開始前の時点で2位オリックスと1位ソフトバンクが3ゲーム差。
残り直接対決が5試合というオリックスとしてはミスが許されない熾烈な首位決戦をしていました。
1回裏,深江が四球を選んで出塁すると,山崎犠打,坂口ゴロ進塁打。
2死3塁のチャンスに北川が初球を叩いて三遊間を破るタイムリーを放ってオリックス先制。(オ1-0ソ)
2回表に守備の手痛いミスが重なり,マクレーンも逆転を許すも,
その裏,三ッ俣のタイムリー2塁打で追い上げ。(オ2-3ソ)
しかしながらマクレーンが安定せずに点差は広げられる苦しい展開に。
その後もオリ打線の中ではシュアな打撃を見せていた三ッ俣が光っていました。
守備面では粗いところもありますが,積極的なプレーが見られます。
復帰を目指す坂口は2打席DHで出場。
1安打放って後に竹原に交代。
マクレーンは5回で降板。
6回は長峰がランナーを貯めて鴨志田が連続押し出しと最悪の結果に。
辻の気迫のブロックで得点を許さない場面もありましたが,点差は開く一方。
9回表にマウンドに上がったのは,
育成枠から支配下登録への復帰を目指す山崎正貴。
完璧な内容でした。
ここんところ荒金と森山の出番が一気に減ったのが気になります。
荒金は9回裏に登場もショートゴロに。
9回にチャンスを作るも結局無得点。
拙攻と守備のミス,投手陣の制球難が目立ってしまった何ともいえない敗戦でした。
Bs 2 - 8 Hawks
この敗戦でオリックス2軍の自力優勝は消滅。
その後3試合連続のドローで意地を見せたものの,ウエスタンリーグ優勝をソフトバンクに目の前で決められることに。
試合に勝ってこそ,自分が活躍してこそ楽しめる野球。
2軍では首位争いをしていたからこその緊張感の中,泥だらけになって全力で走って白球を追う選手達の姿を確認できました。
たとえ2軍であっても,これまで経験したことのない頂点に立つという喜びを,彼らオリックスの選手達に味わって欲しかったものです。
でも,やはり絶対勝たなければいけない,ミスをしちゃいけない試合で勝つことの難しさを学びました。
そして,一端崩れると脆かったという事実も。
試合後の鴨志田の落ち込んだ姿は今も目に焼きついています。
その悔しさというのは,次に生きるのか。それとも,今回巡ってきた数少ないチャンスを逃しただけなのか。
1軍は去年の悔しさが生きませんでしたが,目の前で優勝を逃した彼らはどうなるのか。
もちろん,2軍で勝ち続けることがプロの目指す道ではありません。
その答えは,来年の今頃,再び秋を感じる頃に知ることになるのでしょう。
♪汗と涙は時を重ね 並木道秋風が包む頃
差し込んだ光は 君を照らすよ
VIVA! Buffaloes, BASEBALL HERO!!
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
そんな一方一軍は9連敗、二軍も二位が確定してしまったと聴きましたが、一軍は岡田監督が来年は契約しないそうですし、新しい監督によっては人事異動もあると思います。集客が見込める監督が良いのか、勝ちを重ねられる監督が良いのか・・・ 少し注目したいと思っています。
開幕前の期待が大きかっただけにその反動で例年になく非常に残念な思いの残る1年になってしまいました。
来季は新監督になるそうですが、技術的な事以上に選手各個々人の精神面でのレベルアップを図る事の出来る人であればと思います。
まぁ元近鉄ファンからすれば「それでも球団あるだけええやん」って感覚ですかね。