風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

QVCジャック #1

2011-09-18 | Bs現場レポ2011 
急きょ、千葉へ日帰りで行ってきました。
翌日は予定があったのですが、今季最後の屋外デーゲームを堪能できるチャンスであり、
モツ煮込みが食べたくなったこともあり、応援団のロックライブが行われることもあり。
前回ここに来たのは、私が東京に住んでいた頃の2009年9月。それ以来、およそ2年ぶりですね。



まずここに来てみると、東京湾沿岸の埋立地とあって、まだ3.11の地震の影響が色濃く残されていました。
今年はこれがあったから余計に野球観戦も仕事も手を抜かずにやろうと決めたもの。それを思い出させてくれたような気もします。


相変わらずの試合前ステージ。


相変わらず潮風の強いフィールド。


相変わらず楽しみにしていたモツ煮ライス。
そして、相変わらず松山ノックが繰り広げられる試合前。
ですが三塁走塁コーチは高代さんに交代されたようです。





相変わらずのマリサポ。ただ大阪や神戸での応援より少し大人しく感じたものです。
やっぱビジターとなると燃えるものがあるんだろうね。



3位を死守すべく、レフトビジター応援エリアでは、予想以上のオリックスファンの数。
いつも少数精鋭だったものが、初っ端からマリサポに負けない声量で存在感を示してました。



夏の空と秋の空が入り乱れる海浜幕張。




少し表情に余裕が見えるBsナイン。そして相手は一軍初登板で先発を任された阿部投手。



初回、1死からビッキーが左中間を破る三塁打。
風の影響か、チーム状態を表してるのか、守備範囲の広いはずの岡田&伊志嶺がお互い遠慮した格好で
強いゴロの打球をフェンスまで到達させてしまうという、相手ミスが絡んだチャンス。


ただ、ここで3・4番打者が返せないんだよな~・・・
結局初回は無得点。




本日久しぶりの先発となった木佐貫。ロッテもヒット・盗塁・犠打で1死3塁のピンチを招くわけですが、
内野ゴロで三塁走者伊志嶺が挟まれ、ピンチ脱出。



バルはこのところ毎試合デッドボールを受けているそうです。
一番警戒される打者なのは間違いないですが、コントロール良く攻めていただきたいものです。


しかしながら攻撃の決め手に欠けて、なかなか得点を奪えず。



逆に毎回のようにランナーを背負う木佐貫。
このところの主力の離脱で貧打に苦しむロッテ打線も、足の速い走者を積極的に動かして
3回・4回と最低限の得点を奪ってくる戦法で2点のビハインド。(ロ2-0オ)




5回表の攻撃前には円陣が組まれ、なんとか反撃の糸口を見出せるかどうかというところ。



すると、初回のチャンスではイイトコなかった1日1本男のゴッツァンがヒットで出塁。
不振にあえぐTもなんとか粘って四球。


そして、今最も恐ろしい打者であるバルディリスが三塁線へのタイムリー二塁打。(ロ2-1オ)
今のバルには打撃技術・パワー、そして何よりメンタル面での強さとしての恐ろしさがあります。


ここで、高代コーチがTへ一声かけて本塁突入のタイミングを確認。
そして早速イースンヨーが内野ゴロを打つも、しっかりTが生還して同点に。

ここでTが三本間で挟まれたとしたら試合の流れがロッテに傾くところでしたので、高代ヘッドコーチはうまくTをサポートしてくれました。
逆に、Tは高代コーチが一声かけてくれたお陰で、突入してもコーチの判断だからということで、気分的に楽に走れたかもしれませんね。
こうやって選手個人の判断に任せるよりも、組織として上司が肩を持ちながら動くのはいいことだと思います。






同点のまま7回裏の守り。木佐貫はスタミナ切れか2死満塁のピンチを招くものの、
後を継いだ香月がカスティーヨを抑えてピンチ脱出。

その直後。
ロッテは中継として小野晋吾を登板させて、なんとか失点を防ぐ戦法。
確かにロッテの今のリリーバー達が総崩れの中、安定した投手が登板したわけです。

なかなか連打が出にくいところでしたが・・
今、一番恐ろしい打者が小野に立ちはだかったわけです。








バット一振り決勝打。(ロ2-3オ)





そして磐石のセットアッパー平野へ。



最後は岸田が(球速は140キロ前後でスピードは出なかったんですが)しっかり抑えてゲームセット。






ヒーローはもちろんバルちゃんでした。

Marines 2 - 3 Bs
相手は主力が欠けた上で戦意喪失気味。
ただし、今日先発した阿部投手のように、チャンスをものにすべく目の色を変えて出てくる若手選手もいるわけです。
確かにそうやって新陳代謝を高めているのがロッテの強み。

こちらは今季のベストメンバーが固まった中で、今はベストの戦いを尽くすのみ。
勝ち続けることでモチベーションを高め、雰囲気が良くなっていけばいいのですが、
これからは勝ち続けなければならないという義務感、責任を伴う世界へ突入していくことになるんですね。
気楽に見られなくなるオリックスとは、もう別れなければ。

そう思うと、逆に今のロッテの状況、マリサポの状況が羨ましくも思えたりするもんですが、
彼らは何度もCSで勝ち上がり、去年も日本一を達成していますからね。
だからこそチーム状態に浮沈があってもいいのかもしれません。

うちらは、日本シリーズどころか、まずCSで1勝を上げること、そして第二ステージへ行くことが命題。
とにかくその経験をしてもらうチャンスが来ているわけです。
この1試合、1イニングが天国と地獄の境界、その恐ろしい状況をこの目で見て選手の背中を押す応援を楽しむのは今だけなんですよね。
でも、今日の声が割れるほどの大音量の応援は申し分なかったでしょ。


この後、試合より楽しみにしていた応援団ライブを見てきたわけですが、それはまた別の記事で。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行ける クライ (伊集院にぎやか)
2011-09-18 09:41:49
いやーー、がっちりです。
キサがよく投げたし、外人の一発が聞いたね。

楽天も今は星の野球が空回り で もって

今年は岡田采配も冴えて 行けますね、クライマックス 日本一はそれからですね。
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いらしていたんですね! (pripri)
2011-09-18 15:02:51
私も実はレフトスタンドにいたんですよ。
今日は家のネット中継でと思っていましたが、山形方面からの出張帰りで新幹線は東京行。そっか、そのまま京葉線乗り換えれば海浜幕張かあということで5時間かけてたどり着きました。
確かに、いつものレフトスタンドと違って人数と活気が違っていて、昨日はMサポに勝っていたかもしれませんね。
いまのバルは本当に頼りになります。年々バッティングが良くなっていますし、来年も楽しみです。
その前に、ここまで来たらCSにも絶対進出したいですね。
同じスタンドで応援が出来て嬉しいです。おつかれさまでした!
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良いですね (東大阪人)
2011-09-18 19:54:32
マリンは一番行きたいビジター球場なんです。

行ってた方々が羨ましい!!
昨日はテレビで見てましたが…バルちゃん凄いですね…。
平野、岸田は安定。

木佐貫駅長頑張りました!
スタンドも大阪、神戸で見た事ある人沢山映ってましたね~。

松原のおじさん、東京の50番さんとかも居られたんですかね?

後、若い女の人とかも沢山居て…色んな世代のファンに支えられてるんだと思いました!

昨日はテレビで試合もスタンドも良い物見れました!
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伊集院にぎやか さん (かずまん)
2011-09-24 00:24:22
コメントありがとうございます。
クライマックス争い、楽天が息切れかと思いきや今度は西武が猛突進していますね。
簡単にいけないからこそ面白い。最後まで手を緩めることなく、ガッチリ掴みたいですね。
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pripri さん (かずまん)
2011-09-24 00:30:03
出張帰りに幕張への立ち寄り、お疲れ様でした。
それだけ見る価値のある試合となって良かったです。
今回、応援団も関西から派遣されており、いつもの関東オリックスの雰囲気とは違ったと思いますが、
千葉のマリサポに声量と勢いで張り合えたのは良かったと思います。

簡単には負けないチームになりましたから、これからもなんとか喰らいつきたいですね。
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東大阪人 さん (かずまん)
2011-09-24 00:33:30
マリスタは、ほどよく都会から離れ、海が望める屋外の球場ということで、良い環境にあると思います。
夜に球場外でロックライブをやっても許されるのもいいですね。
かつて、なかなか勝てなかった時期はマリサポに対してもうざったい気分だったりしたこともありましたが、
今だけは少し優越感に浸っているところです。
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