日高がオリックスのキャッチャーとして度々登場してた漫画「あぶさん」
2002年あたりではパリーグの防御率1位だった金田との緊張感溢れるシーンが印象に残っています。
日高「カネさん,次はこれでお願いします!」
金田「・・・タケシ!」
そんなやり取りが懐かしい。
とにかく,先週あたりから日高がキャッチャーとして起用されています。
これまで1軍復帰しても試合前練習ではファースト守備しかつかしてもらえなかった日高がキャッチャーに。
その様子を震えながら見ていましたが,各チーム主力をケガで欠いて苦しんでいる様とはいえ,
無難にこなしてゲームを作ってるところに小さくコブシを作ってガッツポーズ。
さて,ここ数日のオリックスの様子を伺うと・・
海田がようやく先発として登板し,本来の力を発揮しましたね。
7回無失点で田中まー君と渡り合えたのは立派なものです。
そして元住金鹿島の小島がスタメンに定着し始めました。
昨年の都市対抗野球大会で観客席のスタッフとして活動させてもらった私としては,やっぱ嬉しいですね。
また,川端が規定打席到達。田中からもヒットを放ち,打率も堂々たる成績です。
ここまで来れば,同じ28歳でプロ1年目を過ごしたオリックス牧田勝吾,近鉄下山真二,楽天草野を越えていると思います。
新人王は報道記者が選ぶ賞ですが,報道の興味にとらわれることなく,真の実力を理解した人が選んで欲しいですね。
安達が大引に変わって起用されている一方で,縞田の出番が減っているのが気になりますが,
1軍で得るものがあるのなら,なんとか出番を掴み取って欲しいものです。
また一方で,大引や岸田が故障で戦列から離れました。
これに関しては,監督の意図しない予期せぬものだったかもしれませんが,
金子や寺原を含めて無理して使って症状を悪化させた節もあるので,私の感情としては何とも言えません。
同様の状況だった2009年も,大量の故障者(ローズ・ラロッカ・大引が死球で骨折,カブレラ・フェルナンデスが打球直撃で骨折,
後藤・菊地原・日高が肉離れ,岸田・近藤肩痛,小瀬捻挫,平野逆流性食堂炎)という状況でした。
しかし当時の大石監督には,その管理責任と大村やフェルナンデスの補強を慣行したにもかかわらず結果が出せなかったことで随分各紙からも叩かれました。
その状況は今まさに2009年と同じ境遇に直面しているのですが,スポーツ各紙は大石監督のように結果が全てと割り切って弾劾されるよりも,
同情の余地があるという見方が大勢を占めています。
そこは取材拒否を利用できる立場にある岡田監督がマスコミよりも力関係が上回っているからこそできるのかもしれません。
パリーグ出身の監督だとそうはいかないでしょうから,それはそれで強みがあるので利用しない手はないのですが。
とはいえ,オーナーのオリックス本社がどう思ってるか次第なのでしょうね。
ファンとして同様の境遇にあった2009年は最後まで応援し続けることで,オリックスファンとしての誇りを持つことが出来ました。
当時の関東最終戦では応援団の方とも今年一年お疲れ様でしたって言い合う様を思い出すと,
自分のできることをやり尽くしたという思いもあり,現地観戦にこだわってよかったと思います。
同様に,今年も個人的な事情はあるにせよ,出来るだけ残り試合も現地に向かおうと思います。
まずは今週,火曜日からホームゲームがまた始まりますので,9月5日の神戸の試合を中心に再び現地観戦に燃えようと思ってる次第です。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
キャッチャー日高を使っていては後継者が・・・とも思いますが、現在先発陣が中々結果が出せていないのでベテランの彼のキャッチング能力に賭けてみてもいいかもしれませんね。 何より1弱は嫌だ!
私はBW元年から応援していますので、
やはり日高選手にはそれなりの思い入れがあります。
昨日のイーグルス戦での加藤大輔投手との対戦には
何か、グッときてしまいました。
試合に出られない苦しい日々が彼をさらに成長させた
と信じたいですね!
また寄らせてもらいます。