ホオズキが色付き出すと・・・・

覚えていますか・・・

夏祭りの約束を・・・

ずっと一緒にいようね・・・って言った事

夜店のホオズキを見ていた　あなたの横顔

でも、２２歳の夏、叶わぬ夢になりました

ホタルが飛び　ホオズキが色付き出すと

あなたが　心の中で　微笑んでいます

天国の　ホオズキも　真っ赤になりましたか？

私は　まだ　この世で　頑張っています

あなたの分まで生きようと決めたのに・・・

最近疲れてきました・・・

あなたや　今日を必死で生きている人には申し訳ないけど・・・

頑張るのは　もういいですか・・・・

夕べの夢の中　何も言わずに　微笑んでいましたね・・・

何を　伝えたかったのですか？

私は　年老いても　あなたは　あのころのままです・・・

あなたの好きな　花も沢山撮りました

見てくれましたか？

今でも恋しています　天国のあなたに・・・



ホオズキが色づいていました。

もうしばらくすると、あちこちから花火の音が聞こえてきます。

花火は、あまり好きではありません。

何か帰り道淋しくなりませんか？

最近何となく生きている日があります。

私の生き様はあの人に誇れるのでしょうか？

一生懸命、ただひたすらに生きてきました。

ゴールのないゴールに向かって・・・・と思ってきましたが・・・・

しかし、よく考えると、ゴールは沢山あったように思います。

そして、人生のゴールに向かって歩いていきます。

もう走る事もなく、ゆっくり周りの景色を楽しみながら・・・

久しぶりに遠くの友に会いたくなりました。


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