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(この話は、信じられないかも知れませんが、私が税理士になる前の税理士事務所で起こった節税の実体験です。)
「S先生!! 言われたとおりに節税したのに、お金が減ってるよぉ!! なんで500万円以上も減ってるんだよぉ!」
大きな声で怒鳴りながら、A社長が真っ赤な顔をして税理士事務所に入ってきた。
この社長は、税理士に節税のコンサルティングを依頼してきたのだが、お金が減ってしまっている。
お金を増やすために、税理士にわざわざ節税を依頼したのに・・・。
これでは、次の事業投資ができない。
節税してお金を増やすことが目的だったのに、逆に、節税のためにお金が減っているのである。
これでは、なんのための税理士か分からない・・・。
その会社の節税を担当していた私の先輩税理士は、一生懸命に節税内容の説明をしているが、A社長は治まる気配も無い。
結局、先輩税理士が考えた節税の方法に納得がいかないままに帰ってしまった。
「やばい!このままでは節税トラブルにより税理士の顧問契約が切られてしまう」
「そうなったら、先輩が所長に怒られてしまう・・・」
私も人の子である。
先輩も、節税に納得できていない社長もかわいそうになった。
そこで、先輩税理士には黙って、その社長の後を追いかけて節税に関する説明をした。
その節税の説明とは?