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【世界の論考 – 異論反論】私たちは人工的な友情の時代に入っているのか?

2025-02-21 | 国際政治

今回は、私たちは人工的な友情の時代に入っているのか?、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。 (この動画は、世界の、異論・反論、様々な立場での論考を紹介するものであり、必ずしも私の個人的な立場を反映するものではないことを、ご留意ください。)

 

・最初は Facebook の「友達」がいた。

・2006 年に、Facebook が電子メール アドレスを持つすべての人に利用可能になると、友情に対する私たちの認識は微妙ながらも永続的な方法で変わった。

・Facebook の「友達」を増やすことは、自分のつながりを宣伝し、注目を集める方法になった。

・「友達」はオンラインの世界でのステータスを示すものでしたが、そのような関係をより実用的で自動化したものにもした。

・Facebook は友達の誕生日を覚えており、2009 年に「いいね」ボタンが導入されたことで、プラットフォームのユーザーはコンテンツを便利にスクロールして、「友達」に少しだけ注目してから次に進むことができた。

・オンラインでの友情はより便利で制御された体験であり、ソーシャル メディア プラットフォームを毎日使用することで形成された思考習慣により、より仲介された関係を受け入れる準備ができた。

Facebook の「友達」や、後に Instagram のフォロワーや Snapchat の登録者と交流する時間がどれほど長くても、そうした交流が仲間の人間との交流の適切な代替物だと答える人はほとんどいないだろう。

・その感情は、特に若い世代のアメリカ人の間では変化しつつある。

・ピュー研究所が 2024 年に米国の 13~17 歳の若者を対象に実施した調査では、「ほとんどの若者がソーシャル メディアを利用し、スマートフォンを所有しており、ほぼ半数がほぼ常にオンラインであると答えている」ことがわかった。オンラインで過ごす時間の増加は、他人と過ごす時間の減少と一致している。

・米国時間使用調査のデータによると、アメリカ人が友人と直接会う時間が大幅に減少している。過去 20 年間で、他人と過ごす時間は 20% 以上減少し、25 歳未満の人では 35% 以上減少している。私たちはますます多くの時間を自己隔離して過ごしており、一部の専門家は 21 世紀は「孤独の流行」が特徴となるかもしれないと警告している。

これは、個人用デバイスのおかげで日常生活で期待するようになった手軽さと便利さを備えた友情の模造品を提供する新世代のテクノロジーにとって肥沃な土壌であることが証明されている。

・これは、人工的な友情(AI)の時代への準備を整えた。・・・


図247
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。
https://youtu.be/T69SDswbhjs



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