今回は、トランプ氏のウクライナでの権力闘争はEUの無力さを露呈させる、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。 （この動画は、世界の、異論・反論、様々な立場での論考を紹介するものであり、必ずしも私の個人的な立場を反映するものではないことを、ご留意ください。）
・ウクライナ戦争を終わらせようとするドナルド・トランプ大統領の試みがどうなるか、あるいは彼が「何百万人もの命」を救うという立派な野望を果たせるかどうかは誰にも分からない。
・しかし、ここヨーロッパでは、1つのことがすぐに明らかになるはずだ。
・トランプ氏がロシアのウラジミール・プーチン大統領に直接働きかけたことで、EUの無意味さと無力さが露呈したのだ。
・それは、より広い世界の権力政治においてだけでなく、自国で血なまぐさい戦争を終わらせることにおいてもだ。
・トランプ氏がプーチン大統領に呼びかけ、平和を実現するために両者が「非常に緊密に」協力すべきだと提案したことは、国際問題におけるアメリカの覇権を再主張する試みのように思える。
・多極化が進む世界では、それを達成するのは難しいだろう。
・そのことを示すかのように、トランプ氏がプーチン大統領に働きかけたというニュースが流れると、中国はすぐに自ら和平仲介者として名乗りを上げた。
・しかし、トランプ氏がすでに成し遂げたことは、EUが主要プレーヤーであるという自負心を打ち砕いたことだ。
・ヨーロッパがウクライナを断固支持し、プーチンのロシアに譲歩しないという大げさな話はすべて、空虚な政治的姿勢だったことが明らかになった。
・この真実が明らかになると、今週NATO国防相会議が開催されるブリュッセルでは明らかにパニック状態が広がった。
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。
https://youtu.be/k74lkmpK3cI
