正月休みに読み始めた読書の感想文の第5弾(今回、最終回)をブログ投稿したく思います。
推理小説(探偵小説)
「合理的にあり得ない 上水流涼子」より
最終5編目「心理的にあり得ない」の読書感想文
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5編目「心理的にあり得ない」は、これまでの4編とは全く違う構成(展開)だったように思いました。
第4弾ブログで、4編目については「起承転結」の「転」に思う旨を記しましたが、今回5編目を読んだところ、流れを「起承転結」とするより「序破急」とした方が良いかもしれないように考えました。
「序破急」の説明は、例えば、
上の四角枠は第4項までしか表示されていませんが、クリックして適正に当該ページにアクセスできるなら、7項目まで表示されることでしょう(2022.1.4.時点)。その中の5と7が今回のストーリー「心理的にあり得ない」に役立つ観点になると思います。
私個人的には、最終5編目「心理的にあり得ない」より前回の4編目「心情的にあり得ない」の方が、今の私の関心事に合わせ、より楽しく(興味深く、面白く)読むことができました。
(実は、今回の最終章の展開(流れ=ストーリー仕立て)については、事前に予想することはできませんでした。)
最後の解説も、とても参考になりました。
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さて…
正月休みに読んだ、柚月裕子さんの推理小説(探偵小説)「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」(計5編)について、読書感想文は次のようになりました。
読書の動機
1編目「確率的にあり得ない」
2編目「合理的にあり得ない」
3編目「戦術的にあり得ない」
4編目「心情的にあり得ない」
5編目「心理的にあり得ない」(今回)
4編目(4枠)が、私にとって先行逃げ切りかもしれない=本命に思えました。
正月の読書の後(探偵小説「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」を読んだ後)、実際の暮らしに目を向けますと、例えば、次のように考えることができるように思います。
(1)昨年あったとされる話で… ある人から Messengerで自動発信、旨の表示がありながら、アクセス検知などのメッセージがあったとされることは、次のように思います。
①「確率的にあり得ない」?!
【技術的にあり得ない】?!
(2)同じく昨年あったとされる話で… 24時間以内に連絡よこすよう…旨の通知があったとされることは、次のように思います。
③「戦術的にあり得ない」?!
【法令的にあり得ない】?!
(3)或る先生が、全くひどい誹謗中傷(侮辱)ブログにさらされたことは、次のように思います。
④「心情的にあり得ない」
【倫理的にあり得ない】
探偵事務所(上水流エージェンシー)の所長、上水流涼子さんが実在すると仮定するなら、この上水流所長に電話するか実際に会うなどして、上の(1)から(3)に関し、表に見えない事実や動機について((3)は関わった人についても)推理してもらいたい、そんな思いです。
小説の中で、探偵の上水流涼子さん、助手の貴山伸彦さんの思い(&活動の意義など)に惹かれる部分がいくつかありました。
私は探偵(&その助手)ではありませんので、そのまま当てはめることはできないでしょうが、上水流さん、貴山さんの行動で参考にできる箇所は参考にできれば、と思います。
今年(も)、華やかな?インフルエンサーにはなれなくても、地道に(確実に)暮らしていきたいです。
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この読書感想文ブログも終わりが近づいてきました。
これからしばらくの間、他のジャンルの本を読まなければいけないので、なかなか時間の確保が難しいのですが… この正月、久しぶりの読書で柚月裕子さんの探偵小説を読み、ワクワク楽しむことができました。そこで、読書を続けていけたら、と思います。今度は別の本も読んでみたいです。
例えば、
柚月裕子さんは「猫が見ていた」という共著本の中で「泣く猫」を担当されたようです。
共著本「猫が見ていた」は市販されているようですが、公立(教育委員会系)図書館のホームページで情報を検索したところ、例えば大垣市図書館では蔵書としているようです。そこで、この本「猫が見ていた」が図書館の蔵書となっている間に(在庫見直しで廃棄判断される前=在庫消滅する前に)、この本を借りることを検討しても良いかもしれません。あるいは私が昨年末に「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」について行ったように、買い求めても良いかもしれません。
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以上、正月の読書感想文ブログ(今回は最終第5弾)にお付き合い下さり、ありがとうございました。
(推理小説(探偵小説)「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」の読書感想文について、ブログ投稿は一応今回が最終の予定です。)