推理小説(探偵小説)
「合理的にあり得ない 上水流涼子」より
4編目「心情的にあり得ない」の読書感想文
本題に入る前に、振り返り…
元日(2022.1.1.)夜から本日(2022.1.3.)朝まで、なぜか goo blog アプリが不調となりました。そのため、以下の第1弾~第3弾は体裁が違います。この第4弾は、ようやく元に戻った形(体裁)になりました。
探偵小説の内容そのものに感じた、1日半ほどの間ドキッとした、ブログ投稿時のアクセストラブルとその解決の流れも、下記1~3の読書感想文のブログ体裁違いからご確認いただけるように思います。
第1弾(goo blog アプリにて立案)
第2弾(goo blog ページで立案)
第3弾(Ameba blog アプリで立案)
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さて、本題… 今回の読書感想文、第4弾
推理小説(探偵小説)
「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」
4編目「心情的にあり得ない」
これは、確かに「心情的にあり得ない」流れで、こちらもスリルを感じながら、楽しく読書できました。
短編小説の5部作の4作目ですが、この一連の5部作には流れがあるように見えましたので、先に「心情的にあり得ない」を読みたい、と思った場合でも、できれば1作目「確率的にあり得ない」から順々に読んだ方が楽しめるように思います。
しかし、これは強制するものではありませんので、4作目からでも十分に楽しめるように思います。
世間で、よく「起承転結」と言いますが、この4編目「心情的にあり得ない」は「転」に当たるように思いました。1編目から3編目で気になることが4編目で盛り込まれていました。
ですので、やはり強制はしませんが、可能なら1編目「確率的にあり得ない」、2編目「合理的にあり得ない」、3編目「戦術的にあり得ない」、4編目「心情的にあり得ない」と読み進む流れが、探偵小説「上水流涼子の解明」を楽しむ秘訣かもしれないように思います。
また、今回の4編目「心情的にあり得ない」では、「五徳~四徳」「顧問弁護士」「フランスの詩人」「IT事業」「盗聴」「契約違反」「恨まれる筋合い」「刑事・民事」「配達証明郵便」「記憶障害」「精神疾患」「個人情報保護法」「信用」「物的証拠」「状況証拠」「真実」「推測」といった切り口があり、いま私が個人的に関心がある事柄、または現在の社会の懸念に通じる内容を、各所に含めてもらい、この探偵小説も楽しく読むことができました。。
この4編目の切り口(偶然性)に、探偵小説「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」~「心情的にあり得ない」を、私は運命的な出会いを感じながら読みました。
知り合いに探偵小説が好きな人がいますので、この本「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」(4編目「心情的にあり得ない」など)を、是非、紹介したいです。
昨年(2021年)暮れに注文しようと思った時の様子は、例えば、こちら。
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さあ、残りは最後の5編目。
「心理的にあり得ない」、どのようなお話に出逢えるのか、楽しみです。
以上、このブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。