いま、大垣市ではごみ出しの有料化が検討されています。
大垣市のごみ出し有料化の構想について、我が家を参考にして考えたく思います。
検討されている構想は、例えば「大垣市 ごみ出し 有料化」でインターネット検索すると(例えば下のリンク先)、市(議会)発表またはメディア報道のリンク先が表示されることと思います。
大垣市のごみ出しの仕組みは、例えば、次のように説明できるように思います。
現状:指定されたごみ券シール(年度単位で市から指定枚数が配布されます)をごみ袋に貼って、ごみを出します。年度中にごみ券が足らなくなった場合は市内の委託先販売店などで購入します(1枚150円✕5枚=1シート単位)。年度明けに無料ごみ券が余った場合は自治会経由で市に無料ごみ券を返却すると、市から自治会に報奨金?が出るとされています。
有料化案:周辺町のように自治体独自のデザインが印刷された袋を、例えば10枚単位500円程度(1枚50円相当)で市販され、各世帯はその袋を購入し、ごみ出しをすることになるように推察されます。
地元紙で、報道がありました。
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では、我が家に当てはめて考えたく思います。
まず、現状のやり方は、毎年、残念ながら年度末に年度別の無料ごみ券が足らなくなり、有料ごみ券を購入しています。150円/枚 ✕ 約15枚/年 = 約2,250 円/年。
有料化された場合、新聞報道では、1世帯約3,000円とされていますが、我が家の場合、予想50円相当/袋 ✕ 仮に約8回/月 ✕ 12月/年 = 約4,800円/年。
メディア報道の1世帯あたりの年間3,000円はどのように算出されたのでしょう?
ところで、報道された内容=世帯あたりの負担金、年間3,000円が妥当であると仮定し、袋仕入費用、販売委託費用を除いた市の取り分を50%と仮定した場合、世帯数 約68,000をかけると、3,000円 ✕ 0.5 ✕ 68,000 = 1億200万円。
ごみ出し有料化は、実は、名目上の目的「減量化」より、市の収入増を狙っているのではないか、と思えてしまいました。
今後、行政やメディアが発する情報に気をつけていきたく思います。
以上、このブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。(2021.12.15. 22h22 に初めて OPEN しますが、その後、必要に応じて加筆訂正するかもしれません。)