「ハムナプトラ３」

「ハムナプトラ３」

待望のシリーズ３作目。前２作を観ていたので、今回も当然のように観てきました。
今回の舞台は砂漠を離れ、中国大陸へと移動。
大陸全土を制覇した野望高き古代中国皇帝が、呪いをかけられて、率いた兵もろとも兵馬俑となってしまいます。その兵馬俑を前２作までの主人公リック・オコーネルの息子アレックスが発掘してしまうことから、物語は始まります。
呪いを解き、完全復活を果たし、再び世界征服を狙う皇帝と、オコーネル家を中心とした一団との戦いが、物語の核となってます。

特に本作は悪の皇帝役でジェット・リーが出演し、話題になってます。
それと、前２作までリックの妻エヴリンを熱演してきたオスカー女優：レイチェルワイズが、今回の３作目の出演を断念したとのことで、その代役も注目されていました。
結局、人気ドラマ「ER緊急救命室」や、映画「ヒストリー・オブ・バイオレンス」で有名になったマリア・ベロがエヴリン役を務めています。
ただ、エヴリン役は、やはりレイチェル・ワイズの印象が強いので、違和感は拭えなかったかも。

作品全体の印象としては、先のインディジョーンズを彷彿とさせる印象。息子が活躍する点も共通してますし。
このシリーズ独特の軽妙さも健在ですし、迫力もあるんですけど、さすがにぼちぼちネタ切れ感があります。
先ほど話したエヴリンの印象もあり、総合的には100点満点中の70点というところで、決して不可ではないけど、特に高得点でもないという微妙な印象。
まぁ、デートとかで観るなら安心して見れるかな。
２作目まで観たから３作目が気になるという人も、是非ご覧ください。
逆にシリーズを１作も観たことないという方にはお勧めしませんね。