「薔薇のない花屋」 勝手に推測 ～英治の過去～

今クール一番楽しみに観ているドラマ「薔薇のない花屋」ですが、現時点で４話まで終わって、いくつかの謎が解けてきました。
でも最大の謎は、やはり香取慎吾さん扮する英治の過去。
その過去を勝手に推測してみました。

本仮屋ユイカさんが演じる「彼女」がビデオレターで言う「キミ」は、英治ではなく英治と関係が深い別人。おそらく兄弟もしくはかなり親しい友人ではないかと考えています。
英治の過去、私が予想する状況は、次の二つのうちどちらかではないかと推測しています。

（１）
　ネグレクトを受けていた英治は、衝動的な怒りから自分の親を殺害もしくは重傷を負わせるような激しい暴力をふるおうとしたことがあり、それを止めようとした「キミ」が、その際の不可抗力の事故で亡くなった。もしくはその際のいざこざで、予期せず「キミ」が英治の親を死なせてしまい、服役することになった。

（２）
　「キミ」以上に「彼女」のことを好きだった英治が、「彼女」に対してあまりにつめたい「キミ」とケンカになり、「キミ」を死なせてしまった。

どちらの場合も、英治は妊娠していた「彼女」のことを思い、遠方にいた「彼女」にその事実を報告せず、「キミ」が元気でいることを装うために、「彼女」からのビデオレターを受け取り続けた。
ということかなと考えました。
その後、雫を自分の子どもとして大事に育て続けたこや、分別も見識もある「彼女」が「キミ」にあれほど想いを寄せていたことも考えると、（１）のケースで事故で「キミ」が亡くなったというのが、一番納得できる線だと思います。
そうであれば、雫に対して、自分と近い境遇の「親のいない子供」にしないために、親として育てることに何の疑問もありません。
また、美桜が不良にからまれた時に一度だけ奮った暴力の後、後悔や取り返しのつかないことをしてしまうかもしれない恐怖を強く感じるのも納得がいきます。

次回は５話。
中盤の佳境の回になりそうです。
先ほどの予想、自分では結構いい線いってる気はするんだけど、もし当たっちゃうとハッピーエンドは難しくなっちゃうので、外れて欲しいなぁ。
無茶かもしれないけど、英治・美桜・雫はもちろん、マスターや院長先生も含めて、ハッピーで終わって欲しいです。
でも、野島さんの作品だから。。。ねぇ。
うーん、ハッピーエンドでお願いします！！

【おまけ】
この作品、どの役者さんも演技達者ですが、個人的には美桜役の竹内結子さんの演技が凄いなぁって思ってます。
でも相手もいない中、カメラ相手に笑顔と愛情あふれる雰囲気のビデオレターの演技をする本仮屋さんも凄いとですね。
連ドラレギュラーなのに、みんなと一緒でなくてちょっと可哀相な気もするんだけど。
存在感は抜群♪