「薔薇のない花屋」、終わってしまいましたね。
大好きな竹内結子さんが出演されるということで、放送開始前から注目していたドラマですが、野島伸司脚本・キャスティング・演出の妙も相まって、素晴らしい作品になりました。
たまにこういう作品と出会えるから、ドラマ好きはやめられないんですよね。
ちょっと他に目的もあってのことではあったけど、久々に気合い入れてロケ地巡りもしました。
今年の残り3クール、また素晴らしい作品と出会えるといいな。
でも第2クールの4~6月は、個人的に1年でもっとも忙しくなる時期で、集中力を要する時期でもあるので、ドラマは観ても1本にします。
自分の生活も充実させないと、ただの引きこもりだものね。
それにしても「薔薇のない花屋」、Happy Endで良かった。
これまでの展開があまりに過酷だったので、英治と美桜が再び心から笑いあえる日がくるのか心配でした。
英治の日本男児渾身の「愛してる」。
しびれました。
「あなたはまるで花が咲くように笑う。その笑顔を俺は片時も忘れずに、ずっと探して、やっと見つけた。世界に一輪しか咲いていない。今日、その花を摘みにきました。」
なんて実際に言ったらクサ過ぎてドン引きされること間違いなしですが、これまでの展開があまりに過酷だったから、もうそれも許せちゃう感じ。
英治が美桜に伝えた、あまり知られていない薔薇の花言葉「忘れてしまおう」。
一説には薔薇の花言葉は60以上もあるそうで、そのうちのひとつなのか、野島さんが創作された花言葉なのかはわかりませんが、この言葉こそが、この物語を完結させるのに相応しい言葉だと思いました。
「忘れよう」ではなく「忘れてしまおう」。
無理に記憶から消そうとするのではなく、いつまでも過去にとらわれ過ぎず、未来を、前を向いて生きていこう。
そんな決意を感じさせる言葉。
最終回を見終わって物語全体を振り返ってみると、脚本を書かれた野島さんは、この薔薇の花言葉「忘れてしまおう」を知った時から、この物語の全体像を思いつき、紡ぎ上げていったんじゃないでしょうか。そんな気さえします。
制作発表の時だったと思いますが、野島さんは「映画"ニュー・シネマ・パラダイス"のようなラストにしたい。」と語られていました。
最終回を見終わってみると、一見、「どこが似てるんだ?」と思えなくもない。
でも「ニュー・シネマ・パラダイス」のラストシーンでも、主人公の少年トトが数々の苦難をひとつずつ乗り越え、自分の人生を振り返る年齢になった頃、大切な人から贈られた自分の人生の縮図とも言える映画のシーンの数々を見て、すべてを洗い流すかのように涙し、微笑みます。
それは、たくさんの苦難を乗り越え、それでも前を向いて歩いている人だけができる笑顔でした。
そう考えれば、確かに「薔薇のない花屋」のラストは「ニュー・シネマ・パラダイス」のラストと、とてもよく似ています。
だとすれば、制作発表会見の時には、既に野島さんはこの物語の全体像を固めていたことになりますね。
野島伸司おそるべし。です。
英治と美桜の二人以外も、雫、菱田さん、マスター、小野先生、直哉、どの登場人物も最後までそれぞれの役割を持って、魅力的でした。
舜でさえ、英治の親友であるところを見せてくれました。(手術シーンも凄かった。)
最後に英治が幸せの中心に居られて良かった。
僕が思うに、人生はゼロサムゲーム。
途中で投げ出してしまわない限り、幸福の量と不幸の量はプラスマイナス0なんじゃないかと思います。
英治はこれまでずっと苦労や不幸の中で生きてきた。
それでもいろいろなものを投げださず、手を放さず生きてきた。
きっと、神様にたくさんの貸しがある。
これからはその分たくさんの幸せが訪れるハズ。
そんな思いを抱きました。
最後にみんなの幸せそうな姿を見れて、心おきなく見納めできました。
ご都合主義な展開ももちろん結構あったけど、それでも満足のいくラストでした。
DVDも当然買いますよ。
特典映像もすごく楽しみです。
それでは最後に、「薔薇のない花屋」ロケ地めぐりの写真を一挙公開!。。で締めくくりたいと思います。既出のものも含めて新たに載せます。
「薔薇のない花屋」、やさしい気持ちと感動をたくさんもらいました。
誠実に生きること、人との繋がりの大切さを教わりました。
関係者の皆さんに、改めて感謝の気持ちを送りたいと思います。
これからも素敵な作品を作り続けてください。
楽しい2ヶ月半でした。本当にありがとう!!
↑のロケ地全部、何話のどの場面で使われた場所か、あなたはすぐにわかりますか?
大好きな竹内結子さんが出演されるということで、放送開始前から注目していたドラマですが、野島伸司脚本・キャスティング・演出の妙も相まって、素晴らしい作品になりました。
たまにこういう作品と出会えるから、ドラマ好きはやめられないんですよね。
ちょっと他に目的もあってのことではあったけど、久々に気合い入れてロケ地巡りもしました。
今年の残り3クール、また素晴らしい作品と出会えるといいな。
でも第2クールの4~6月は、個人的に1年でもっとも忙しくなる時期で、集中力を要する時期でもあるので、ドラマは観ても1本にします。
自分の生活も充実させないと、ただの引きこもりだものね。
それにしても「薔薇のない花屋」、Happy Endで良かった。
これまでの展開があまりに過酷だったので、英治と美桜が再び心から笑いあえる日がくるのか心配でした。
英治の日本男児渾身の「愛してる」。
しびれました。
「あなたはまるで花が咲くように笑う。その笑顔を俺は片時も忘れずに、ずっと探して、やっと見つけた。世界に一輪しか咲いていない。今日、その花を摘みにきました。」
なんて実際に言ったらクサ過ぎてドン引きされること間違いなしですが、これまでの展開があまりに過酷だったから、もうそれも許せちゃう感じ。
英治が美桜に伝えた、あまり知られていない薔薇の花言葉「忘れてしまおう」。
一説には薔薇の花言葉は60以上もあるそうで、そのうちのひとつなのか、野島さんが創作された花言葉なのかはわかりませんが、この言葉こそが、この物語を完結させるのに相応しい言葉だと思いました。
「忘れよう」ではなく「忘れてしまおう」。
無理に記憶から消そうとするのではなく、いつまでも過去にとらわれ過ぎず、未来を、前を向いて生きていこう。
そんな決意を感じさせる言葉。
最終回を見終わって物語全体を振り返ってみると、脚本を書かれた野島さんは、この薔薇の花言葉「忘れてしまおう」を知った時から、この物語の全体像を思いつき、紡ぎ上げていったんじゃないでしょうか。そんな気さえします。
制作発表の時だったと思いますが、野島さんは「映画"ニュー・シネマ・パラダイス"のようなラストにしたい。」と語られていました。
最終回を見終わってみると、一見、「どこが似てるんだ?」と思えなくもない。
でも「ニュー・シネマ・パラダイス」のラストシーンでも、主人公の少年トトが数々の苦難をひとつずつ乗り越え、自分の人生を振り返る年齢になった頃、大切な人から贈られた自分の人生の縮図とも言える映画のシーンの数々を見て、すべてを洗い流すかのように涙し、微笑みます。
それは、たくさんの苦難を乗り越え、それでも前を向いて歩いている人だけができる笑顔でした。
そう考えれば、確かに「薔薇のない花屋」のラストは「ニュー・シネマ・パラダイス」のラストと、とてもよく似ています。
だとすれば、制作発表会見の時には、既に野島さんはこの物語の全体像を固めていたことになりますね。
野島伸司おそるべし。です。
英治と美桜の二人以外も、雫、菱田さん、マスター、小野先生、直哉、どの登場人物も最後までそれぞれの役割を持って、魅力的でした。
舜でさえ、英治の親友であるところを見せてくれました。(手術シーンも凄かった。)
最後に英治が幸せの中心に居られて良かった。
僕が思うに、人生はゼロサムゲーム。
途中で投げ出してしまわない限り、幸福の量と不幸の量はプラスマイナス0なんじゃないかと思います。
英治はこれまでずっと苦労や不幸の中で生きてきた。
それでもいろいろなものを投げださず、手を放さず生きてきた。
きっと、神様にたくさんの貸しがある。
これからはその分たくさんの幸せが訪れるハズ。
そんな思いを抱きました。
最後にみんなの幸せそうな姿を見れて、心おきなく見納めできました。
ご都合主義な展開ももちろん結構あったけど、それでも満足のいくラストでした。
DVDも当然買いますよ。
特典映像もすごく楽しみです。
それでは最後に、「薔薇のない花屋」ロケ地めぐりの写真を一挙公開!。。で締めくくりたいと思います。既出のものも含めて新たに載せます。
「薔薇のない花屋」、やさしい気持ちと感動をたくさんもらいました。
誠実に生きること、人との繋がりの大切さを教わりました。
関係者の皆さんに、改めて感謝の気持ちを送りたいと思います。
これからも素敵な作品を作り続けてください。
楽しい2ヶ月半でした。本当にありがとう!!
↑のロケ地全部、何話のどの場面で使われた場所か、あなたはすぐにわかりますか?
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