今回の第5話は、雪穂の狂気が全面に出た回のようにとれるけど、実は雪穂が甘えを棄てる決意をした回だったように感じました。
親友とも言える江利子に不幸を味あわせたいと思ったのは、確かに雪穂の嫉妬だった。
江利子の幸せに比べてあまりにも理不尽な不幸を背負わされた自らの不幸な人生への逆恨みだった。
でも、亮司に江利子を襲わせたのは、亮司だけは無条件に自分を甘やかして欲しいというわがままだったように思いました。
やってることは鬼畜以外の何モノでもないし、亮司を犯行に駆り立てるまでのプロセスの計算高さは悪魔の所行だった。
でも僕には、なぜか亮司にだだをこねているように見えて仕方なかった。
本当に江利子を傷つけたいだけならば、亮司がダメでも他の方法や悪意を持った赤の他人を誘導することくらい、雪穂ならできるハズだから。
だけどどうしても亮司にやって欲しい思ってし向けたのは、やはり亮司に対する雪穂のゆがんだ愛情だったんだと。
今回、雪穂は養母である礼子に対しても決別の意志を決めたように見えました。
いままでは、施設で地獄の日々を送っていた自分に、華道や茶道、人並み以上に上品な態度を身につけさせてくれ、そして自分のことを親身に思ってくれる礼子に対しては、本当のコトは言わないものの、傷つけたくないと思っていた感じでした。
でも今回、かたくなに本当の自分をさらけ出そうとしない自分を初めて責めたばかりか、催眠療法までも勧めた礼子に対し、やはり礼子も自分の理解者にはなれないのだと感じ、「自分のために都合よく動いていてくれればそれでいい」人間として扱う気持ちを固めたんじゃないでしょうか。
それが、礼子がこれ以上雪穂を責めることなく、しかも笹垣にも釘を指させる巧妙な作戦である「家を出ていく」という申し出に繋がったんだと思います。
最後に、これまでのことが何もかも雪穂の計算だったのではないかと疑心暗鬼にとらわれた亮司を冷たく突き放すシーンは痛かったですね。
それは亮司に対していままで自分がたくさん甘えていた気持ちを、棄てたシーンだったと捉えています。
誰も相手の心の中までは分からない。
それはどんなに愛し合った仲でも同じ。
優しい言葉をかけてくれる人が、心の底から優しいとは限らない。
冷たく突き放す人が、本当に冷たく思ってるとは限らない。
だから、すれ違い、悩み、間違う。
どうせ分からないのなら、結局は信じたい方を信じるしかないんですけどね。
この展開から次回へはどう繋がっていくんでしょう?
次回予告を見ると、ついに6話では○浦が殺されることになりそうです。
これで亮司は完全に日の当たる世界への道を閉ざされることになるんでしょう。
そして、それゆえに雪穂は「全てをかけて応える人生」を、周りから見れば太陽の光を浴び続けるような人生を歩く決意を固めるのではないか。。
そんな気がします。
石丸Pも言ってましたけど、4~6話は本当に物語のターニングポイントになる回ですね。
全11話のうち、これほどの展開があってまだ半分も来てないなんて。
なんだか凄過ぎます。
二人の運命を大きく変えそうな次回の第6話、見逃せません!
そうそう、本筋とは離れますが、今回の第5話で感じたことがもう一つ。
今回雪穂が江利子への憎しみを決定づけたのは、江利子の屈託のない素直さでした。
篠塚も含めた3人での飲み会のシーンで、そんな江利子が雪穂の過去の話題になりそうになった時に、とっさに話を切り替えました。
そこで、雪穂に対して微笑みかける江利子に対して、侮辱されたような気がしたんでしょうね。
何の苦労もせず、それがどれほど幸せなことかも自覚せず、雪穂が得られない幸せを享受する江利子。
そんな江利子にやすっぽい同情を向けられたことが許せなかった。
そんなシーンに見えました。
屈託の無さが人を傷つけることもある。
幸せな姿が、人を傷つけることもある。
無邪気だから、悪気は無かったから。
では済まないこともある。
僕自身、それで傷ついたことがあります。
逆に人を傷つけたこともあります。
自分が幸せな時にも、いや、幸せな時にこそ、自分のまわりの人たちへの配慮(思いやりとは違います)を忘れてはならない。
これは僕が得た教訓でもあります。
親友とも言える江利子に不幸を味あわせたいと思ったのは、確かに雪穂の嫉妬だった。
江利子の幸せに比べてあまりにも理不尽な不幸を背負わされた自らの不幸な人生への逆恨みだった。
でも、亮司に江利子を襲わせたのは、亮司だけは無条件に自分を甘やかして欲しいというわがままだったように思いました。
やってることは鬼畜以外の何モノでもないし、亮司を犯行に駆り立てるまでのプロセスの計算高さは悪魔の所行だった。
でも僕には、なぜか亮司にだだをこねているように見えて仕方なかった。
本当に江利子を傷つけたいだけならば、亮司がダメでも他の方法や悪意を持った赤の他人を誘導することくらい、雪穂ならできるハズだから。
だけどどうしても亮司にやって欲しい思ってし向けたのは、やはり亮司に対する雪穂のゆがんだ愛情だったんだと。
今回、雪穂は養母である礼子に対しても決別の意志を決めたように見えました。
いままでは、施設で地獄の日々を送っていた自分に、華道や茶道、人並み以上に上品な態度を身につけさせてくれ、そして自分のことを親身に思ってくれる礼子に対しては、本当のコトは言わないものの、傷つけたくないと思っていた感じでした。
でも今回、かたくなに本当の自分をさらけ出そうとしない自分を初めて責めたばかりか、催眠療法までも勧めた礼子に対し、やはり礼子も自分の理解者にはなれないのだと感じ、「自分のために都合よく動いていてくれればそれでいい」人間として扱う気持ちを固めたんじゃないでしょうか。
それが、礼子がこれ以上雪穂を責めることなく、しかも笹垣にも釘を指させる巧妙な作戦である「家を出ていく」という申し出に繋がったんだと思います。
最後に、これまでのことが何もかも雪穂の計算だったのではないかと疑心暗鬼にとらわれた亮司を冷たく突き放すシーンは痛かったですね。
それは亮司に対していままで自分がたくさん甘えていた気持ちを、棄てたシーンだったと捉えています。
誰も相手の心の中までは分からない。
それはどんなに愛し合った仲でも同じ。
優しい言葉をかけてくれる人が、心の底から優しいとは限らない。
冷たく突き放す人が、本当に冷たく思ってるとは限らない。
だから、すれ違い、悩み、間違う。
どうせ分からないのなら、結局は信じたい方を信じるしかないんですけどね。
この展開から次回へはどう繋がっていくんでしょう?
次回予告を見ると、ついに6話では○浦が殺されることになりそうです。
これで亮司は完全に日の当たる世界への道を閉ざされることになるんでしょう。
そして、それゆえに雪穂は「全てをかけて応える人生」を、周りから見れば太陽の光を浴び続けるような人生を歩く決意を固めるのではないか。。
そんな気がします。
石丸Pも言ってましたけど、4~6話は本当に物語のターニングポイントになる回ですね。
全11話のうち、これほどの展開があってまだ半分も来てないなんて。
なんだか凄過ぎます。
二人の運命を大きく変えそうな次回の第6話、見逃せません!
そうそう、本筋とは離れますが、今回の第5話で感じたことがもう一つ。
今回雪穂が江利子への憎しみを決定づけたのは、江利子の屈託のない素直さでした。
篠塚も含めた3人での飲み会のシーンで、そんな江利子が雪穂の過去の話題になりそうになった時に、とっさに話を切り替えました。
そこで、雪穂に対して微笑みかける江利子に対して、侮辱されたような気がしたんでしょうね。
何の苦労もせず、それがどれほど幸せなことかも自覚せず、雪穂が得られない幸せを享受する江利子。
そんな江利子にやすっぽい同情を向けられたことが許せなかった。
そんなシーンに見えました。
屈託の無さが人を傷つけることもある。
幸せな姿が、人を傷つけることもある。
無邪気だから、悪気は無かったから。
では済まないこともある。
僕自身、それで傷ついたことがあります。
逆に人を傷つけたこともあります。
自分が幸せな時にも、いや、幸せな時にこそ、自分のまわりの人たちへの配慮(思いやりとは違います)を忘れてはならない。
これは僕が得た教訓でもあります。
まだまだ半分ですからねぇ。。(笑)<ドロドロ
でも次回はドロドロよりも悲しい回になりそうな気がします。
「ささいなコトが人から見れば幸せ」
って、確かにありますよね。
だから幸せな時は、なるべく人前では騒がないようにしてます(笑)
とか言って、もう何年もそんな心配する必要すら無かったりしますが。。(>_<)
残り5話で、これからもっとドロドロなのかなぁ…
と、ちょっと楽しみだったり恐かったり^^;
あと、ささいな事が幸せってよくありますよねぇ。
自分では気づいてなくても、そのことが他の人からみたら
すごく羨ましく感じることも(><)ウゥ・・。
本当にどこまでも落ちていきますね。
次回予告で、雪穂が太陽をつかもうとするシーンがありましたよね。
あの時の雪穂の表情がすごく印象に残ってます。
二人の答えが、もうすぐ見れるかもしれませんね。
>屈託の無さが人を傷つけることもある。
幸せな姿が、人を傷つけることもある。
無邪気だから、悪気は無かったから。
では済まないこともある。
これ私にもよくわかります。
過去に経験したことがあるので・・
でも、雪穂の行動には納得できない私です。
もうどうしようもない・・・。
どこまでも落ちてゆく2人です。
これからどうなるのか、非常にきになりますね。
TB送りますね。