GW2016

GW中日の平日、仕事や学校の人も多く、空いているだろうと思って、比較的近距離な軽井沢に日帰り旅行に行ってきました。
AM10時には軽井沢に着くように茅ヶ崎の実家を出て、新幹線で軽井沢へ。
朝早く出発したので、朝食は新幹線の車中で。
トンカツのまい泉の玉手箱というお弁当。

朝食にしては、ちょっとカロリー多いかも。
でも、旅の前の腹ごしらえとしてはいい感じでした。

見て回る先は車中である程度決めて、軽井沢駅前のレンタサイクルで自転車を借りて、観光スタート。
とりあえず軽井沢駅から自転車ならそう遠くない距離の観光名所「雲場池」に。
途中の木々に囲まれた道を自転車で走っていると、すごく気持ちいい。
10分程で雲場池に到着。近い！





観光ガイドには紅葉の写真が載っていたけど、新緑のこの時期もなかなかいい感じ。
ともかく水がきれいなのが印象的でした。
お天気にも恵まれて、休日気分満喫♪といった感じ。
軽井沢まで遠征してきた甲斐がありました。

池をぐるりと回ったあとは、軽井沢銀座の方に移動しようかということになり、自転車に乗って移動開始。
途中、いわゆるラウンドアバウト(回転式交差点)のところで、GoogleMapを見ながら道を確認していると、「どちらにいかれますか？」というご年配の男性の声。
「軽井沢銀座に行こうと思ってるんですけど。」と私が答えると、「あちらが軽井沢銀座の方角ですね。私も同じ方向に行くので、一緒に行きましょう。」とのこと。
どうしようかちょっと迷ったのだけど、悪い方には見えなかったし、Ｋさんとおっしゃるこの老紳士お一人だったので、まぁ大丈夫だろうと判断して、一緒に行くことにしました。
ガイドブックを見ていけば車が通る大通りを通っていくのがわかりやすいルートなんですが、軽井沢に詳しいその方に穴場スポット等をガイドしつつ、案内していただきました。
途中、大企業の社長や創業者一族の別荘を教えてもらったり、有名な役者さんの別荘を教えていただいたりしました。
また、意外なことに別荘地は人の名前がついた通りが多かったです。
鳩山通り、近衛通り。。。日本人なら知らない人はいない有名人ばかり。
軽井沢恐るべし。







NHKの朝ドラ「あさが来た」で知られる日本女子大の三泉寮も前を通りましたよ。
日本女子大OGの初老の女性が、旦那さまと一緒に寮を見に来ていて、少しお話したりしました。
「あさが来た」を見て懐かしくなられたのだそう。
さすが朝ドラ！といった感じですね。
その後、軽井沢聖パトリック教会に立ち寄り、教会内を少し見学。



そこから、Ｋさんの行先だった室生犀星記念館に移動。
記念館といいつつ、実際は室生犀星の旧居を一般公開したものでした。
苔が美しい、風情のあるお庭に2棟の建物がたつこじんまりした場所でしたが、当時犀星が好んで座って眺めた景色など教えていただき、有意義なひと時を過ごさせてもらいました。





ここで、ご案内していただいたＫさんとお別れし、軽井沢銀座へ。
声をかけていただいた時に、知らない人だからと同行をお断りしていたら、観光ガイドとおりのところしか見れなかったのだから、旅の出会いは不思議です。

軽井沢銀座に行く前に、避暑地軽井沢発祥の地：ショー記念館に立ち寄って、お腹も空いてきたことから(この時ちょうと昼12時過ぎ)、昼食に蕎麦屋に入ることに。





お店の名物らしい「寒ざらしそば」の天ぷら付きのものをいただきました。
お店のお勧め通り、最初はそばつゆではなくて、岩塩をかけて食べてみると。。。うん、いままで食べたことない食べ方だけど、これはなかなかイケル！
そしてつゆで食べてもやはり旨い。
天ぷらも野菜が新鮮で甘みがあり、海老も弾力があっておいかった。
ただし、お値段は観光地価格で、それなりにしました。

さてさて、そばを堪能した後は、軽井沢銀座を歩いて南下しつつ、トリックアートの美術館へ。
モヤさまで見てちょっと気になってたんだけど、実際に行くとなんだかちょっと気恥ずかしくて、自分をフレームに入れたトリックアート写真は、あまり撮りませんでしたよ。
それでもなかなか面白かったです。



さて、夕方17時過ぎには東京に戻らなければいけない用事があったので、残り時間は中途半端に2時半ほど。
半端な時間があまったので、自転車を返して駅の反対側に移動して、アウトレットをぶらり。



父にお土産のシャツを買って、本日の軽井沢散策は終了。
予定より1時間ほど早い新幹線に乗車変更して、帰ってきました。
急きょ思い立っていった軽井沢だけど、いい出会いもあり、気持ちのいい時間を過ごせました。
何度か行ったことがある地でも、少し目先を変えるだけで、見たことない場所がいろいろあるモノですね。
転勤して東京方面に戻ってこれたら、気軽にいける距離なのでまた何度か足を運んでみたいと思います。