日々のデキゴト

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忘れないと誓ったぼくがいた

2015-09-21 13:17:10 | 映画
忘れないと誓ったぼくがいた [Blu-ray]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


平山瑞穂さんの同名小説の映画化です。
東京では今年の3月頃に映画化されてたのかな。
私が仙台で見たのはその2か月後くらいでしょうか。
おそらくすごく多くの方に人気になるというよりは、作品に共感できる一定の割合の方に支持される映画だと思います。
でも、自分的には近年には珍しく記憶に残る作品になりました。

自分の周囲の人たちから、自分に関する記憶だけが消えていく。
友人、バイト先はもちろん、親の記憶からも。。
そんなヒロインと彼女を愛した少年の物語です。
設定としてはかなり荒唐無稽というかファンタジー的な要素を強く感じますが、描いているのはこれまでたくさん作られてきた難病ものと共通している部分があるように思います。
「自身、もしくは愛する人の存在の消滅」
それに対する懸命の抵抗とやり場のない感情が、本作の中心主題と感じました。

映画を見て、原作も読んでみたいと思って購入しました。
原作の方が描写が丁寧で、文章から情景がより浮かびますが、映画も決して悪くなかったです。
演技という点ではいたらない部分もあったでしょうが、早見あかりさんのみずみずしい存在感は想像していた以上で、消えていくあずさの存在に大きなコントラストをつけたと思います。
映画でじんわりしたあと、原作でじっくり感情移入して泣けました。
ラストは原作の方が残酷かもしれません。

その映画のブルーレイディスクが発売されたので、購入して久しぶりに観ました。
うん、我が家に保存版として置いておきたい作品です。
1回目に映画館見た時には理解できなかったことも、今回2回目に見ると、各シーンの時の登場人物の心中が理解できて、より深く作品に入り込めました。

レンタルビデオでもいいので、多くの人に見てもらいたい作品です。
そのうち何人かでもいいので、この作品に関して感じたことを教えてもらいたい。
久々にそんな風に思えた作品でした。


ヒロインの早見あかりさん、ももクロ出身というメガネは外した方がいいですね。
まだまだ学ぶことは多いだろうけど、映画の中心にいる役者がまとうオーラのようなものの片鱗を感じました。
主演の村上虹郎さんも、まだまだ伸びしろがありそうです。
今後のお二人の活躍を期待します。


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2 コメント

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おひさしぶりです (たてちゃん)
2015-10-03 17:22:15
こんばんは

あたしは原作は読みました・・・というか、映画になっていたんだね。
いつ読んだのか調べてみたら去年の9月でした。
そっか、、見てみたいなぁ
切ないなぁって思いながら読んでたから、見たら泣いちゃいそうだけどf^_^;
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自宅で映画 (MASH)
2015-10-08 01:18:21
お久しぶりです。
さすが読書家、原作を先に読んでたんだ。
いまは、動画配信とかも結構あるから、自宅でも映画見やすくなったよね。
自分は最近Amazonビデオとかよく使います。
忙しくて映画館に行く暇なくて見逃した映画とか観れて便利ですよ。
http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E8%AA%93%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%9F-%E6%9D%91%E4%B8%8A%E8%99%B9%E9%83%8E/dp/B014KDC3IY/ref=sr_1_1?s=instant-video&ie=UTF8&qid=1444234554&sr=1-1&keywords=%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E8%AA%93%E3%81%A3%E3%81%9F
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