Accessの操作スキルを身につけたい、もしくは仕事で使いたいと考えている方々には、まずAccessを購入する必要があります。
最安価でAccessを購入するには?マイクロソフト社によるAccess定価が高すぎで、ほかの無料オープンソースのソフトウェアで代用すると考えていませんか?
最安価でMicrosoft Accessを購入していただけるように、本文はAccess2016およびAccess2019のいくつかの購入方法をご紹介します。
更に、Accessを軽く使ったりしてお金をあまりかけたくないと考えている方々にも、以下、Access代替用のオープンソース・ソフトウェアを4つご紹介します。
Access(アクセス)の購入価格およびAccess代替用の無料ソフトウェア 目次
Accessとは?
Microsoft Office Accessとは、マイクロソフト社の開発したリレーショナルデータベース管理システムです。Microsoft Office AccessはMicrosoftJet Database EngineとGUI両方の特徴を結び付け、Microsoft Officeのシリーズソフトウェアの1つです。
普通のユーザーにとって、OfficeのExcel、WordやPowerPointのみで日常作業に十分に対応できます。しかし、一部のユーザーは大量データを処理する必要があり、例えば、表中のデータ数が百万に達する場合、Excelではなかなか処理できません(Excelの処理可能なデータ数は最大1048576です)。そこでデータベースが必要になるわけです。
Accessの価格は?
「Office 2016」が2015年9月30日に発売され、同時にAccess2016も発売されました。
「Office2019」は2018年9月25日に発売されました。一方、Accessの最新版はAccess2019です。
市販の旧版Access(例えば、Access2013とAccess2010)の価格はもっと高いのです。これはマイクロソフト社の定価戦略による結果かもしれません。その目的はユーザーが最新版ソフトウェアを使用するように促進するためです。かなりの年代物だし、セキュリティと機能面も低下しているため、旧版Accessのご購入をおすすめしません。
Office 2010 試用または購入価格
Office 2010は2010年05月に正式発売され、Access、Excel、InfoPath Designer、InfoPath Filler、OneNote、Outlook 、PowerPoint、Publisher、 SharePoint Workspace、Wordモジュールを含みます。 …
AccessはMS Officeの構成部として、プロフェッショナル版、Office365 Solo及びそれ以上のOffice版に含まれています。また単独購入も可能です。2018年9月25日、最新のMS Office Access2019は、Office2019と同時に発売されました。
Officeの全ての版にはAccessが入っているわけではありません。例えば、Office Personal2019には、よく使うWord、ExcelとOutlookしか入っていません。PowerPoint、PublisherとAccessが入っていません。
最適のOfficeの選び方は?Accessの入っている複数の版の選び方は?
Office365 Solo | Office Home & Business 2019 | Office Personal 2019 | Office Pro Plus 2019 | Access 2019 | |
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価格 | ¥12,744 / 年 または 1 か月あたり ¥1,274 で購入 1 か月間無料で試す |
¥37,584 永続ライセンス | ¥32,184 永続ライセンス | 永続ライセンス | 永続ライセンス |
価格出所 | Microsoft公式 | Microsoft公式 | Microsoft公式 | Yahoo ショッピング | Yahoo ショッピング |
説明 | 個人向けのサブスクリプション版(年間または月間契約)のOffice。同一ユーザーが使用する複数のWindows PC、Mac、タブレット、スマートフォンで常に最新版のOfficeアプリケーションを使用可能。 | ご家庭とビジネスの両方で使用する方に最適なOffice。同一ユーザーが使用する2台のWindowsPCまたはMacで永続版のOfficeアプリケーションを使用可能。 | 基本的なアプリケーションをご家庭で使用する方に最適なOffice。同一ユーザーが使用する2台のWindows PCで永続版のOffice アプリケーションを使用可能。 | 商用利用可能です。一人のユーザーは一台のWindows PCで永続版のOfficeを使用できます。 | 商用利用可能です。一人のユーザーは一台のWindows PCで永続版のOfficeを使用できます。 |
含まれる Office アプリケーション | Word,Excel ,PowerPoint,Outlook,Publisher (Windows PC のみ),Access (Windows PC のみ) | Word,Excel ,PowerPoint,Outlook | Word,Excel,Outlook | Word,Excel ,PowerPoint,Outlook,Publisher (Windows PC のみ),Access (Windows PC のみ) | Access |
購入方法 | サブスクリプション(月間または年間契約)キャンセルに関する情報を示すヒント | 永続ライセンス | 永続ライセンス | 永続ライセンス | 永続ライセンス |
上表により、AccessはOffice365とOffice Pro Plus2019にのみ入っています。また必要に応じて単独購入も可能です。
永続ライセンスは永続の使用権を意味するが、マイクロソフト社はOffice365のサブスクリプション・プランのほうに力を入れています。現時点では、Office2019の全ての機能はOffice365に導入されており、簡単に使用できます。ただし、その前のOffice永続ライセンスはOffice2019への直接アップデートができず、改めて購入する必要があります。
OfficeおよびAccessの30日無料トライアル
Office2019体験版について、「Office365 Solo」を通じて体験できます。
30日無料トライアル可能です。Office365 SoloにはAccess2016が入っています。
トライアルが満期になると、一部の機能が制限されます。制限を外すには、月額¥1,274または年額¥1,2744でOffice365サブスクリプションを購入する必要があります。
Office2019およびAccess2019の動作システム
Access2019とOffice2019の動作システムは同じです。
Windowsにおいて、Office2019はWindows10にのみ対応し、Windows7、Windows8とWindowsXPに対応していません。32ビットと64ビット版に分けられます。
Macの場合、最新の3つのバージョン、すなわちSierra (10.12)、High Sierra (10.13)とMojave (10.14)に対応しています。
Access2019にはMac版がないため、ご注意ください。
Access代替用の無料オープンソース・ソフトウェア
WindowsはOS市場において常に首位に立っています。Windows向けのソフトウェアのうち、マイクロソフト社の開発した高価ソフトウェアが多数あります。例えば:Office、Access、Visio、Poject、SharePoint、System Center、Lync、Exchangeなどが挙げられます。
Accessを必要とするが、Microsoft Office 365サブスクリプションを購入する、若しくは20000円の単独購入価格でAccessを購入する予算が足りません。このような場合、マイクロソフト社のAccess以外の選択肢もありあす。無料のオープンソース・ソフトウェアはMicrosoft AccessとApple FileMakerを代替できます。
1.LibreOffice Base
LibreOfficeは、熱心に研究開発に没頭する数多くのプログラマーのたゆまぬ改良を経てできた作業用の高度なソフトウェアです。広告のプレイスメントもなく、高額の使用料もいりません。デフォルトのファイル形式はOpenDocument Format(ODF)です。*.docx、*.xlsx、*.pptx等のその他形式にも対応しています。MS Officeの代替品として、Writer、Calc、Impress、Draw、Base及びMath等のアプリを含みます。
LibreOfficeをインストールできたら、Officeソフトウェアの入っていないコンピュータで、LibreOfficeにより様々な作業用ファイルを開くことができます。以下、6つのアプリ名の対応するファイルを示します:Writer(マイクロソフト社のWordい対応)、Calc(マイクロソフト社のExcelに対応)、lmpress(マイクロソフト社のPowerPointに対応)、Math(公式用)、Draw(製図用)、Base(マイクロソフト社のAccessに対応)。
AccessがMicrosoft Officeに内蔵されているみたいに、BaseはほかのLibreOfficeアプリに内蔵されています。
Baseは複数ユーザーデータベース・エンジンのドライバとローカル・ファイル・タイプのデータベースに対応します。それは、同じく無料オープンソースであるMySQL、MariaDBとPostgreSQLを含みます。JDBCとODBCに対応するその他データベースにも、Baseは適用です。
Windows、GNU/Linux及びMacOS等のOSで動作可能で、また統一化した利用体験を実現しています。
2.DB Browser for SQLite
複雑なSQLコマンドを理解しなくても、SQLiteデータベース・ファイルを作成・使用できます。そのUIがExcelと似ているため、素人のデータベースユーザーにとって、深い関連知識がなくても簡単に使えます。
Windows、GNU/Linux及MacOS等のOSに対応します。
3.Kexi
KEXIは可視化のデータベース・アプリ構成ソフトウェアです。データベース・アプリの設計、データの挿入と編集、検索の実行及びデータ処理に適用です。また、フォームを作成することでデータのカスタムUIを作成できます。データと設計の共有に向け、全てのデータベース・オブジェクト表、検索、フォーム、報告はデータベースに保存されています。
KEXIはFree/Libre/オープンソース・ソフトウェアとして、KDEとCalligra Suiteプロジェクトにより開発されます。Linux/UnixとMS Windowsに対応しています。
KEXIはオープンソース・ソフトウェアとして、Microsoft Access、FileMakerとOracle Formsの有力な競争者だと期待されています。
4.nuBuilder Forte
NuBuilder Forteの開発目的は、データベースの簡単な実用にあります。ブラウザに基づくツールとして、Webによるデータベース・アプリの開発に用いられます。
そのUIが洗練され、少量のコードで操作できます。データベースの快速作成と使用が可能です。完全にWebに基づくアプリとして、ブラウザを通じて任意ポジションにあるデータにアクセスできます。業界の標準化エンコーディング・ランゲージであるHTML、PHP、JavaとSQLを採用するため、開発者には非常にフレンドリーです。
nuBuilder Forteの詳しい説明はこちらです
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