こんにちはx3です
ホイール編 その2としてスモールパーツ(?)のチューブレスバルブ交換です
「こがいな ちまちま した事しとらんと もっとゴッソリ いったれぇ~やぁ」 (訳:こんな小さな事ではなく もっと大きな事をしなさい )
おっしゃる通りですが この ちまちま した部品で結構 時間がかかったんですよ
失敗談もありますので 誰かの役に立てればと思います
そもそも なぜチューブレスバルブを変える事になったかですが・・・
「ホイール 黒で 地味ぢゃね?」
ハブは赤のアルマイトなんですが 『もえちゃん』 が そう おっしゃるので・・・(笑)
色はブルー系と 決めておりました
『もえちゃん』は 「バーニング ポインセチア レッド」 という 赤いフレームなのですが 差し色で 『ブルー系』を入れています
折角パーツを変えるなら いいやつ に変えたい
って 事で 『クリスキングと どこやらのコラボ』 のチューブレスバルブにしました
ちょっと写真が暗いですが 濃い水色のアルマイト
バルブキャップが バルブコア回し と スポークニップル回しに なっています
完組ホイール全盛で チューブレスリムを使った手組ホイールも少なかろうに ニップル回しとは・・・
しかも使えるニップルサイズが#14と#15に限られます・・・
ある意味 開発者の本気が伝わってきます
固定用ナットと バルブナットにもロゴ入り
チューブレスインサートにも対応した空気取り入れ口のスリット加工
小さな部品ですが 凝った作りになっています
組付けてみましたが ちょっとした問題が発生
『フルクラム レッドメタル ゼロ 26"』では チューブレスリムの内側の壁に バルブのゴムが つっかえて 奥まで入らず 隙間ができています
固定用ナットを かなり強く締め付ければ 隙間は無くなりはします
シーラントを入れるので ある程度の隙間は 塞がるとは思うんですが ちょっと不安
これが原因のトラブルが出先で発生したら 成す術なし
別の物を探すことにします
『サイクルショップ プログレス』 にて取り扱いのあるメーカーに 良さげなのが ありましたが 思ったカラーが無い
調べてみると なぜか海外のサイトにはある
申し訳無いな とは思いつつ 色は重要でありますので 今回は『獄長』にて購入
『Muc - Off』 チューブレスバルブ
レインボーです!!!
私ではありません(笑)
上の写真にカラーバリエーションの項目がありますが 右端の レインボー(マルチカラー) のところに 「 x 」 印が付いています
日本のサイトには このカラーの展開がありません
廃番なんでしょうかね?
『クリスキングと どこやらのコラボ』 よりも安いのに パーツが充実しています
数種類のゴムパッキンに バルブコア回し機能付きバルブキャップが別に付きます
バルブ固定用ナット と バルブキャップにメーカーロゴが入っています
バルブコア回しのバルブキャップもレインボー
バルブのパッキンは全部で3種類あります
3種類とも試しましたが このリムに使えるのは 上の写真のタイプでした
無負荷状態で ここまで入ります
下側に隙間がありますが 指で押し込んだだけで 穴に嵌まります
さて このバルブですが 実は既に 『 ドライブトレイン編 その2 』 で登場しています
こういうのを世間では『 匂わせ 』と言うらしいです(笑)
さて余ってしまいました『クリスキングと どこやらのコラボ』のバルブですが 使い道は考えてありました
折角 付加価値の付けてある バルブキャップを使わないのは惜しいし 単純に このチューブレスバルブが高かった
『DT HUGI』のハブで組んだ手組チューブレスホイールに使おうと考えました
バルブコア回しバルブキャップはシーラント入れるときに使うし ニップル回しバルブキャップも使えるのです
#14と#15のニップルしか回せないニップル回しバルブキャップですが偶然適合していました
手組ホイールで 一応軽量化を目指して スポークは#14を使用しています
チューブレスではないですが 10速専用の手組ロードホイールは#15です
早速 合わせようとしますが#14のスポークをニップル回しが通過しません
幅を測ってみると共に2mm
同じ寸法の場合 均一な形状でないと 通過しません
仕方がないので #15のニップルに合わせようとしますが 今度はニップルとニップル回しの遊びが大きすぎます
イメージで言うと「6角ボルトをスパナで締めるときに1サイズ大きなスパナを使ってる感じ」です
角を なめそうで とても使う気になれません
また幅を測ってみるとニップルは3.2mmで ニップル回しは3.6mmでした
本来#14と #15のニップルは平面対向寸法が3.4mmです
これならクリアランス0.2mmなので使用に問題は無いかと思います
ところが所有しているホイールのニップルは平面対向寸法は3.2mmでした
これは測定の誤差ではありません
使用しているニップルが3.2mmの物だったのです
ホイールを組む際に指定したスポークは『DT HUGI』ハブの手組チューブレスホイールも10速専用 手組ロードホイールも『DT CHAMPION』です
このスポークに付属しているニップルは平面対向寸法が3.2mmなのです
だから仮に#14のスポークを通過していたとしてもニップルに適合していないので使えなかった
もはや縁が無いとしか 思えません
使用は諦めました
最後に重量測定
結果的に取り付けたチューブレスバルブが一番軽かった
バルブコア回しバルブキャップと普通のバルブキャップに1gの重量差があります
バルブコア回しツールを持っているので普通のバルブキャップを使います
バルブコア回しツール せっかく買ったのに使わないなんて勿体無いしね
キラキラに ニヤニヤが止まりません(笑)
さすがにチタンチューブレスバルブはなさそうですね。
こういうチマチマしたパーツを苦労して変えてほくそ笑むことこそマニアの嗜みであります。
コメントありがとうございます
チューブレスバルブに拘りを持って替えてる人って、そんなに居ないと思うんです。
・・・多分・・・
チタンのチューブレスバルブはあるはずなんです!
『クリスキングと どこやらのコラボ』のチューブレスバルブを探しているときに見たような気がしたんです。
「チタンついでに これにしようか」なんて思って値段見たら12kだったので止めました。
その後『Muc-Off』のバルブを探してる時には 検索に引っかからなくなったんです。
あれはマボロシだったのでしょうか・・・
マニアの嗜み!
良いですね!
この軽量化計画はホントに細部まで変える予定です。
大きい所は そのままなんですが(笑