こんばんはx3です
今回はクランクから引き続きドライブトレイン編の その2として『変速機』です
ここでいう変速機とは『フロントディレイラー』『リアディレイラー』の事です
ところで この『ディレイラー』という単語なんですが英語で書くと『derailer』です
Google翻訳で 英語 → 日本語の翻訳では『derail』までだと『脱線』なのですが語尾に『er』が付くと『脱線装置』になります
遠い昔のうろ覚えですが 中学生の時の英語の授業で語尾に『er』が付くと『~~する人』という意味になると教わりました
例を挙げると『教える』『teach』の語尾に『er』が付いて『teacher』『教える人』=『先生』となります
Google翻訳で 日本語 → 英語の翻訳では『教える人』でも『taecher』となりますが『脱線する人』では『derailer』になりません
『脱線装置』でも『derailer』になりません
では日本語が何なら『derailer』になるんでしょうか?
上記の事から単純に入力した結果『脱線人』で『derailer』になりました
『脱線する人』でもなく『脱線させる人』でもなく『脱線人』です
国語辞書には載ってません
ここからはあくまで私の意見ですが『本来する事をしている途中で(または初めから)違う事をする人』の事ではないでしょうか
なんとなく無事着陸出来た感じですね
では脱線はこれくらいにして本題に入りたいと思います(笑)
今回の変速機ですが既に取り付けちゃってて重量測定ができていません
いったい どれだけ軽くなったのか分かりません
「多分軽くなっただろうな~」でお話ししたいと思います
まずはフロントディレイラー『FD-970』
『XTR』の文字が抜きになっておりシマノコンポーネントの歴史でも この時期にしかないようです
自身恒例のトップスイングで ネットに転がっていたデータでは125gです
トップスイングにはこだわりがあり 今後も変えるつもりはありません
それにトップスイングだと こんなネタみたいな写真が撮れちゃいます
どんぐり乗っかっちゃってる(笑)
この状態でも変速に問題はありません
『FD-M970』の前の前に付いていたのが『FD-M760』
これは最初に組み上がった時に取り付けていた物です
何の問題もありませんでした
クランクもこの時代の『XT』だったので これにした記憶があります
そしてこれの後(FD-M970の前)に付けた物が『FD-M770』です
『XT』の文字が抜きになっています
9速最終型です
ネットに転がっていたデータで152gです
私これを導入した記憶がありません・・・
いつ何のために年式違いの『XT』 → 『XT』にしようと思ったのか・・・
今思えば結構無駄なことしてるなぁ~
そういえば唯一新品での在庫がありました
『SRAM X-7』です
実測で186gでした
ダウンスイング・デュアルプルのFDです
しっかりとした作りで剛性高そうですが使い道がない・・・
出所は・・・
理由もなく伏せておきます(笑)
これと言って不具合もないのに軽量化のために交換された部品ですがネットで拾ってきたデータでは27gも軽量化しています
FDで一体どの部分を削れば こんなに軽量化できるんでしょう?
ステンレスのM6×20の6角穴付きボルト1本が6gなので4本強分です
まぁ~ネットで拾ってきたデータなので眉唾もんですが・・・
実際のところは140g台で差は10g以内というのが実質的なところではないでしょうか
さてRDは『RD-M970』です
アウタープレートの肉抜きがえげつないですね
ローノーマル最終型です
これを手にした時のニヤニヤは過去最高レベルでした
後述しますがプレートも「頑張って削りました」感がスゴイ
ネットで拾ってきたデータでは199gです
これの前に付けていたのも『XTR』で型式も ひとつ前の『RD-M960』です
キラキラアルマイトの『XTR』です
ローノーマルです
ネットで拾ってきたデータでは205g
6gしか違いません
やっぱり新旧での重量差というのは こんなもんのような気がする
機構が変わらず肉抜きだけで重量を変えるとなれば相当削らねばなりません
あとは素材かな
RDに関しては削りで軽量化したのか こんなとこまで削っちゃってます
「写真撮るなら掃除しとけや」って感じですね
プレートの肉厚を上げて削ってます
肉厚を上げることで剛性を上げてシフトのフィーリングを良くしてるんだと思います
それを感じたことはありませんが・・・
シマノは「努力を前面に見せる」タイプの企業のようですね(笑)
実際のところ いくら軽くなったかは分かりませんが満足度は向上しました!
趣味の自転車ですから これは大事なところです!
さて最後になりましたが 皆さんに伝えておきたいことがあります
『ディレイラー』はフランス語の名詞でスペルは『derailleur』で『自転車の変速機』という意味です(爆)
何故トップスイングに拘りがあるのかは気になるところ…
ちなみに私のスコット号はトップスイングNGでした…
「XT」→「XT」は抜き文字にそそられたものと推察。
私も抜き文字にはそそられるタイプです。
なんか懐かしいFDがあるなあ~(笑)
コメントありがとうございます
記事の終わり方って、ちょっと考えますよね。
オチを付けるのか、フェードアウトするのか、あえて意味のないことを書くのか・・・
正解が どこかにあれば いいんですけど。
今回は『ディレイラー』の小話を冒頭に入れようとして、調べてたらフランス語だったというのが事の始まりです。
あえて太文字で英語と書くことで違和感を覚えつつも『ディレイラー』は英語だというミスリードをして、適当なオチを付る事で「この話はおしまい」を意識づけ、最後に実は小話はそもそも間違った考え方なのだという どんでん返しをしてみました。
上記 大いなる自画自賛です(笑)
トップスイングへの拘りはアウター側への変速感度です。
経緯は忘れましたが、トップスイングを付けた自転車に乗った時に驚きました。
構造上ダウンスイングだとアーム自体やリンク部分に少なからず『しなり』が生まれますが、トップスイングだと無理やりアウター側に押す感じなので『しなる』部分が少ないように感じます。
「XT」→「XT」はヤフオクの購入履歴に乗ってないんです。
おそらく何かとセット出品されていて、本来付けようとしている物に付かなかったので、FDだけ他所(多分サイクリー)で調達したのではと思います。
「付いてるものに不満は無いけど折角 型番の新しい物があるんだから付けとこうか」みたいなノリだったのでしょう。
抜き文字もかっこいいし!
多分使わないけど懐かしいFDを これからも保管し続けます(笑)