目、疲れていませんか?

疲れ目や眼精疲労…目をもっと労ってあげよう!

疲れ目の原因と効果的なストレスケアについて

2023-03-27 01:02:00 | 疲れ目

疲れ目とストレスは「自律神経」に密接な関係があります。目の機能の1つである「ピントを合わせて物を見る」ことは、目の中の毛様体筋によって調節されていますが、この毛様体筋は交感神経によって動いています。交感神経とは簡単に言えば「人間の身体が活発に動く準備をする神経」です。呼吸を促進する、心拍数を上げるなど心身のあらゆる箇所を緊張状態にすることで、状況に対応しようとする力が働いています。

交感神経が活発になると人間の身体や脳はパフォーマンスを大きく発揮しますが、この状態がずっと続いてしまうと心身の疲労が高まってしまいます。疲れ目はまさにその「緊張が続いた目の疲れ」が異常となって現れるものです。とくにパソコン画面を見続ける現代のデスクワークは、ストレスによる緊張状態と、近くを見続けることによってかかる毛様体筋への緊張、両者が目の疲れとして蓄積していきます。疲れ目が進行すると眼精疲労になり、慢性的な目・体の異常が生じてしまいます。

疲れ目が眼精疲労になる前にケアするには「マッサージ」「森林浴」「リラックスした十分な睡眠」が効果的です。マッサージは目周りの骨のうち、自分がきもちいと感じる部分を軽く押すだけでも癒し効果があります。森林浴はそれ自体がリラックスを司る副交感神経を活発にし、外出して遠くを見ることで毛様体筋もゆるみます。40℃前後のお湯にゆっくりと浸かり、全身の血流を良くしてリラックスした状態で眠ることも、疲れ目の回復・解消につながります。


眼精疲労の原因とセルフチェックのポイントについて

2023-02-28 01:02:00 | 眼精疲労

「眼精疲労」というと目の疲れだと考えがちですが、目を使うことによって全身にさまざまな症状が出て、休んでも回復しにくい状態のことを言います。「疲れ目」とは異なるので、注意しましょう。眼精疲労の症状で主なものを挙げると、まず目に現れる症状としては、重く感じたり、痛みやまぶしさを感じたり、かすんだり充血するなどの他に、瞼がピクピクと痙攣したり、瞬きの回数が増えるなどといったものがあります。そして、全身に現れる主な症状は、頭痛がしたり吐き気がしたり、首のコリや肩のコリがひどくなったりする他、イライラするなどです。

眼精疲労が起こる原因としては、大きく分けると3つ挙げられます。まず1つめは、目の疲労です。度数の合わないコンタクトや眼鏡を使っていたりドライアイの状態が長く続くと、見えにくい状態で見ようとするために目の筋肉に負担がかかります。2つめは、目を使う作業の環境です。長い時間パソコンやスマホの画面を見続けていたり、エアコンの風がまともに当たる状態であったりすると、目が刺激を受け続けてしまいます。3つめは、体の不調です。疲れや体調不良、ストレスなどで体力が落ちていると、目に負担がかかった時に、それに耐える力を出せなくなるためです。また自律神経が不調の時は、涙の量や瞬きの回数が減ってしまい、ドライアイになりやすくなったりします。

自分が眼精疲労になっているかどうかは、最初に挙げたような症状が出ていないかどうかで、セルフチェックすることができます。睡眠時間をしっかりと取っていても、症状に心当たりがあるようならば、早めに眼科を受診しましょう。また、こちらのサイト(http://hobbies-eye-strain.com)には、趣味を通じたケアなど気軽に始められるユニークな方法も紹介されているのでぜひ読んでみてはいかがでしょうか?