DISCASで送られてきたDVD「ミスティック・リバー 原題:MYSTIC RIVER」を観ました。
これって製作・監督「クリント・イーストウッド」だったんですね。エンディングテロップで始めて知りました。いやー以下に前情報を集めずに観てるかこれで証明されますね(負け惜しみ)
主演の「ショーン・ペン」、共演の「ティム・ロビンス」、「ケビン・ベーコン」三人の演技は素晴らしかったと思います。それから無意味に音楽を入れない演出も○だと思います。でも、何を訴えたかったのかは私には分かりませんでした。
殺されてしまうケイティ役の「エミー・ロッサム」は「デイ・アフター・トゥモロー」に出てた娘なんですね。あの映画もあまりストーリー的には観るものが無かったんですが(CGは凄いと思いますけど)、印象に残っているのは彼女ぐらいですね。
「デイ~」もそうですし、この作品もそうですが、ハリウッドの映画は家族愛を描く作品が多いですね。殺されてしまった娘を愛しすぎるが為に過ちを重ねる父親、そういった悲劇を描きたかったんでしょうか?
主人公ら三人の幼馴染の友情の描き方ももう少し深く掘り下げても良かったと思います。韓国映画「友へ チング」の方が友情のはての悲劇を描いていたような気がします。
真犯人の判明の仕方や彼らの動機もう少し考えて欲しかったかも(せめて遠くに行って欲しくなかったから、とか・・・)。ミステリー謎解きモノではないからその辺はあまり考慮しなかったのかしら。
それでも140分弱という長さは感じなかったのは、監督の上手さでしょうかね。
評価 星 みっつ
・ミスティック・リバー@映画生活
未見の人は観終わったあと心が暗くなるのでご注意を。この短いレヴューの中にもヒントが隠れてます。
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主演の「ショーン・ペン」、共演の「ティム・ロビンス」、「ケビン・ベーコン」三人の演技は素晴らしかったと思います。それから無意味に音楽を入れない演出も○だと思います。でも、何を訴えたかったのかは私には分かりませんでした。
殺されてしまうケイティ役の「エミー・ロッサム」は「デイ・アフター・トゥモロー」に出てた娘なんですね。あの映画もあまりストーリー的には観るものが無かったんですが(CGは凄いと思いますけど)、印象に残っているのは彼女ぐらいですね。
「デイ~」もそうですし、この作品もそうですが、ハリウッドの映画は家族愛を描く作品が多いですね。殺されてしまった娘を愛しすぎるが為に過ちを重ねる父親、そういった悲劇を描きたかったんでしょうか?
主人公ら三人の幼馴染の友情の描き方ももう少し深く掘り下げても良かったと思います。韓国映画「友へ チング」の方が友情のはての悲劇を描いていたような気がします。
真犯人の判明の仕方や彼らの動機もう少し考えて欲しかったかも(せめて遠くに行って欲しくなかったから、とか・・・)。ミステリー謎解きモノではないからその辺はあまり考慮しなかったのかしら。
それでも140分弱という長さは感じなかったのは、監督の上手さでしょうかね。
評価 星 みっつ
・ミスティック・リバー@映画生活
未見の人は観終わったあと心が暗くなるのでご注意を。この短いレヴューの中にもヒントが隠れてます。

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ほんと何を訴えたいかは不明ですね~。謎解きでもないしちょっと中途半端だった感は否めないです。
TB有難うございました。
これ、、観終わった後の何とも言えない
鬱感がどうも・・^^;
後味の悪さにビックリでした。
TBさせて頂きました。
ありがとうございました。
>未見の人は観終わったあと心が暗くなるのでご注意を
この注意文はお見事ですね。
人は重い十字架を背負ってでも
生きていかなくちゃならない、
そんな気持ちにさせる映画でした。
>主人公ら三人の幼馴染の友情の描き方ももう少し深く掘り下げても良かったと思います。
これ言えてますね。納得。誰が見ても悲しい映画です。
>でも、何を訴えたかったのかは私には分かりませんでした。
同意です。
「罪深さ」がテーマなのだろうな、とは思うのですが…いまいち、よく消化できませんね。
でも、不思議に好きな映画なのです。
トラックバックありがとうございますー。それでは、失礼します。
まだまだ日が浅くて訪問者数が少ないので、たま~にTBとかがあるとなんか嬉しいですね(^_^)
さて、ミスティックリバーですが、僕は「友情」を描いた作品というのには疑問を持ちますね。
幼馴染=大人になっても親友というのはそうあるものでもないと思うし。
実際劇中では「もしあの時連れて行かれたのが自分だったら」という考えがメインで、結局それぞれ個人の思考を中心に描いていたような印象を僕は受けました。
まぁ文句を言いながらも結構僕は楽しんで見れましたが(笑)。
みなさん、おっしゃってるように、見終わるとなんか暗い気持ちになりますよね。
結局、生きたほうも死んだほうも辛いっていうか(Kベーコンも結局秘密を知っている=十字架背負ってるですし)結局誰も救われない。
人生の皮肉みたいなことをミステリー交じりに描いていると思うんですが、自分のブログにも書いたとおり結局ダンナを信じたかみさんが(物理的に)勝っちゃったてことは、信じるものは救われるってこと言ってるのかなとも思ったりもしました。でも結局は誰も救われてない。
難しいです。なんか夜中にこれかいてたら気が滅入ってきましたんでこのへんで。
個々の演技はさすがです。
内容が少し負けてしまったかなと
そんな感じがしましたね。。。
この映画の後味の悪さには驚かされました。
ショーンペンのかっこよさ・演技力に内容が負けていた気がします。
思うのであえて詳しくは書きませんが、政治色が強いですね。
共和党であるが反戦コメントをしているクリント・イーストウッド、
民主党支持者で反戦活動家のティムが作った政治映画として
観れば面白い映画といえるのかもしれません。
クリント・イーストウッド本人曰く、もっとも欲しかったのが
監督賞ではなく、作品賞だったというところも
政治的メッセージを評価されたいとしてのことでしょう。
この作品にこういうメッセージは持ち込まない方がいいと思ったんですけどね