他にスキルを持つならセラピー

看護師の仕事は、患者様の状態把握や日常生活援助、検査やリハビリなど多岐に渡りますね。スキルとして必要な事もたくさんありますが、セラピーの知識やスキルがあると、患者様との関わりも変わってくるのではありませんか。
日々実感していることでしょうが、患者様は痛みやだるさなど様々な症状から、混乱や不安など複雑な思いを抱えています。そんな患者様と一番近くで接するのが看護師ですから、表情や言葉、食欲などからわかることも多いでしょう。患者様は励ましや慰めの言葉を求めているのではなく、ただ聞いて受け止めてもらえた、と感じるだけで落ち着いたり、看護師の情報を把握した上でかける言葉に闘病意欲が湧いたりと、特別なことを望んでいるわけではありません。

看護では、患者様の体に手を触れる機会が多くあります。どういう態度やケアが、患者様の混乱や不安を和らげるかを、看護師として学んでいるでしょう。しかし、そこに看護とはまた違うセラピーの知識やスキルがあると、より患者様の気持ちにアプローチできます。
セラピー的なことだけに時間をかけられませんが、バイタルチェックや清潔援助などの中で、看護のスキルに加えて患者様を癒すセラピーのスキルがあると、たとえ短時間のケアでも質の高いものが届けられます。また、看護師側も新鮮な気持ちで仕事ができるのではないでしょうか。

さらに、セラピーは看護師という激務のあなた自身を癒すことでもあります。人の体に直接触れるセラピーを学ぶ事は、看護師としてのケアの質を高め、看護の幅や深さを広げるきっかけにもなるでしょう。「セラピーについて学びたいと思っているけど疑問だらけ」という人は、オススメの参考サイトで解決できるかもしれません。