抗がん剤治療について

退院から1週間後、病理結果を聞きに病院へ。

先生から、手術で悪い部分は取り除けたこと、転移は今のところ認められないと説明されたのですが、

術前のMRIで腫瘍が一部破裂している状態だったため、抗がん剤治療をしていきましょうと言われました。

外科手術だけで済むと思っていたので、ちょっとショックでした。

抗がん剤治療ってしんどそうなイメージやし、仕事の事とか心配事しか思いつかなくて、

すぐに返事ができませんでした。まぁ、でも今後の事を考えて受けることに。

初回の投薬は入院で対応するとのこと。長くても3泊くらいと聞いていたので、

今回はスゥエットとかを持っていきました。

投薬当日、最初は吐き気止めの点滴から始まり、いよいよ抗がん剤の点滴が始まりました。

5分ほどゆっくり点滴したあと、看護師さんが「大丈夫そうなので普通のスピードにしていきますね」と

ペースを上げた途端、急に呼吸困難に。もうマジでこのまま死ぬかと思うくらい苦しかったし、怖かった。

当然、投薬は即停止。週末は休んで、月曜日に違う薬に変えて改めて治療することに。

月曜日、改めて投薬開始。問題なく終わり一安心。

その後の様子を見て、結局8日間の入院になりました><；

私の場合、投薬から3,4日後がちょっとしんどかったけど、副作用は思っていたよりは軽めでした。

特に吐き気が続くとかもなく、ちょっとふわふわする感じがあるなーって感じでした。食欲も普段と変わらず。

2回目もこんな感じやったら、治療もそんなに苦じゃなさそうやけど、どうなんやろ。

 

入院から退院まで

前回は持ち物について書きましたが、今回は入院生活や退院後の事を書こうと思います。

私の場合は、開腹手術ということもあり、手術日の2日前から入院でした。

入院当日、まずはPCR検査を受け、結果が出るまで待機⇒その後病室へ移動です。

移動後は特にすることもないので、荷ほどきしたりコンビニへ飲み物なんかを買いに行ったりしました。

午前中からの入院だったので、お昼ごはんから病院食が出ました。

病院食ってあまり美味しくないイメージですが、私が入院した病院は結構美味しくて、もりもり食べました(笑)。

手術に向けて、夕食から徐々に軽めのメニューに。前日の晩から絶食で水分補給のみでした。

手術後は一晩ICUで様子を見て、翌日一般病棟へ移動。

入院経験者とか周りの人から手術後はすぐ歩く練習させられると聞いていましたが、

ほんまに翌日から練習させられました＾＾；

起き上がりから歩行練習に看護師さんが付き添ってくれたのですが、

まず起き上がるのがめちゃくちゃ痛いっ(ノД`)・゜・。

でも、これに慣れていかないと病院内の移動とかもできないので、頑張りました。

ベッドに角度調整があって良かった…。

入院中の部屋は大部屋にしたのですが、同室の人に気を遣うのもあって眠れなかったりしたので

金銭的に余裕があれば個室にするのもありだなと思いました。

術後すぐはお風呂に入れないので、シャンプーしてもらったり、体を拭くのを手伝ってもらったりと

看護師さん達には本当にお世話になりました。医療従事者の方々は毎日大変な思いをしながら

お仕事をされていて、頭が上がりません。感謝の気持ちを忘れないようにしないと。

手術から1週間ほど経つと、起き上がりや歩行もスムーズに出来るようになってきました。

入院から2週間後、退院。

しばらくは重いものを持ったり、自転車に乗ったりするのは控えるように言われました。

今までは自転車で買い物行ってたから、重いもの買っても問題なかったけど、

調味料とか飲料を買うとどうしても重くなるので、折りたたみ式のカートを買いました。

カートのおかげで、重たいものもあまり気にせずに買い物出来ました。

病院では大した距離を歩いたわけではないので、体力も脚力も落ちた分

退院してからは、1日1回は外へ出て歩くようにしました。

今は、自転車もOKが出ているので、歩くための外出はしなくなりましたが、

抗がん剤治療が終わったら、ウォーキング始めてみようかな～。続くかは微妙だけど。

 

 

 

 

入院した時に持って行ってよかったもの

今日は、手術入院の時に持って行ったもの、その中でも個人的に合って良かったものを

紹介したいと思います。

私が入院した時はコロナ第8波の影響もあり、面会禁止で、もし何か足りないものが合っても

宅配便での受け取りのみと決まっていたので、出来るだけ忘れ物のないように気をつけました。

病院から渡されるパンフレットに記載されているものはもちろんですが、

それ以外にもネットで調べて足りないものは100均とかで揃えました。

 

約2週間程度の入院で持って行ったものは以下のとおり

※パジャマ、タオル類はレンタルにしました。

・お箸やスプーン、フォークのセット

（意外とスプーンを使うことが多かったです。フォークもたまに）

・蓋つきのコップ（ストローがさせるタイプがおススメ）

・お風呂のトラベルセット、洗面具

（面倒くさいけど、普段使いのボディソープを詰め替えて持っていけば良かった。

　量も足りなかったし、洗いあがりもイマイチだったので。シャンプー・コンディショナーは

　お試し用で売ってる袋入りのタイプが　かさ張らないのでおススメです）

・オールインワンゲル、パック、ハンドクリーム、保湿剤

（パックはちょっと高めのものを持っていきました。入院中はその位しか楽しみがないので、

　自分へのご褒美と言うことで）

・ショーツ（洗濯するつもりだったので、5日分くらい。）

・前開きタイプのカップ付きインナー

（開腹手術だったので、3枚ほど持っていきました。着替えも楽です）

・普通のカップ付きインナー

・タブレット（暇つぶし用）

・延長コード、充電ケーブル（これ必須。延長コードは長めの方がいいです）

・イヤホン（無線タイプがおススメ）

・ハンディ扇風機（暖房とホットフラッシュで火照るので、これは本当にあって良かったです）

・小さめのバッグ（院内のコンビニに買い物行くときに財布入れたりする）

・S字フック（ベッドサイドにカバンかけたり、意外と便利）

・箱ティッシュ

・除菌ウェットティッシュ

 

想定外だったのは、術後、リンパ浮腫でショーツがきつくなってしまい、急遽ネットで注文して

病院へ送ってもらったこと。手術内容にもよりますが、下着は1サイズ上の方がいいかもしれません。

あと、うっかり忘れていたのが、洗濯用ネットと洗剤。これも院内コンビニで買いましたが、勿体なかったな(^-^;

 

 

 

がんの闘病生活とか日々の事とかいろいろ～

※ブログをお読みになる前にプロフィールをご確認ください。

 

去年の夏ごろから、下腹部を抑えると張りがあって時々痛みがあることに気づいた。

病院に行かなあかんなーと思ってた矢先、旦那に腎臓がんが見つかって手術することに。

旦那の手術は無事成功して、一安心してたところ、今度は母に乳がんが見つかって手術。

立て続けで大変やったけど、母も手術が成功したので、今度こそ自分の検査を受けに病院へ。

CT検査の結果、婦人科の病気の可能性を指摘されてMRI検査したところ、卵巣腫瘍がみつかり、

開腹手術を受けることに。

丁度コロナの第8波の影響で受け入れ可能な病院がなかなか決まらず、めっちゃ焦ったけど

どうにか病院も決まって手術を受けることができた。

手術も無事に終わって、退院後の問診で術後結果を聞きに。

結果的に、卵巣類内膜腺がんの1C期とのこと。手術で子宮と卵巣の全摘出とリンパ節を取り除くことは

できたけど、術前のMRIで腫瘍の一部が破裂しているように見えるので、再発予防も兼ねて、

抗がん剤治療をすることになった。

次回からは手術を受けた時の様子や退院後、抗がん剤治療開始後について書いていこうと思います。