なんで やん!?
ビッキーズ」解散…須知はピン芸人として活動へ |
◆ 漫才スタイルに限界感じ… ◆
アメまきでおなじみの漫才師「ビッキーズ」=須知裕雅(35)&木部信彦(35)=が
コンビを解散することが25日、分かった。
コンビとして最後の仕事は10月1日に都内で開催されるオロナミンCの
CMバトルとなる。
今後は須知がピン芸人として活動していく意向で、木部は芸能界を引退する。
結成11年目を迎えて方向性について話し合った結果、解散を決めたという。
◆ 「M-1」6年連続で準決勝敗退…28日ラスト舞台 ◆
「ビキビキ、ビッキーズ!」のかけ声と、アメをばらまくパフォーマンスでおなじみの
「ビッキーズ」が 結成11年目で新しい道を歩み始めることになった。
5月中旬に大阪市内の喫茶店で方向性について話し合った結果、
お互い納得した上で発展的にコンビを解消することに決めた。
昨年、コンビ結成10年以内の若手漫才師による
日本一決定戦「M-1グランプリ2006」に出場し、
6年連続で準決勝で敗退。最後のチャンスにかけていたが、
決勝に進めなかったことで、 漫才のスタイルにも限界を感じたようだ。
28日の大阪・うめだ花月での漫才が最後の舞台で、
10月1日に都内で開催される「オロナミンC」CMバトルに参加する予定。
今後は須知がピン芸人として活動し、
木部は芸能界を卒業して先輩芸人・たむらけんじの「炭火焼肉たむら」で働く。
これまでの歴史を振り返り、
須知は「いったい何個のアメをまいてんやろ!
これからは漫才で表現できなかったことを
ほかの形で表現できればと思っています。
コントや芝居なんかもやっていきたい」と抱負。
木部も「11年間、ビッキーズで漫才できたことは本当によかったです。
また、この経験を生かして頑張ります」と話している。
ビッキーズはお互い脱サラしてコンビを組んだためデビューは遅かったが、
これまでABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞などを獲得。
うめだ花月を拠点に活動していた。
★ビッキーズ
須知裕雅(すち・ひろまさ)1972年(昭47)1月26日大阪府出身、ボケを担当。
木部信彦(きべ・のぶひこ)1972年2月24日大阪府出身、ツッコミを担当。
ともに自動車整備士からお笑い界に転身した。
96年にコンビ名「LSD」でデビューし、 翌年に「ビッキーズ」に改名した。
スポニチ大阪 [ 2007年9月26日付 紙面記事 ] から お借りしました