カサカサの感想ハダで備忘を保てるか

日々の感想、音楽の話、研究と教育を素材に、
作文の練習を兼ね備えた一皿。
かしこまった文体風のソースを添えて。

妖怪ラーメン

2010-11-17 19:04:13 | Weblog
ブログや音楽で仲良くさせていただいている三毛猫さんから、「妖怪ラーメン食べに行きませんか?」とお誘いを受けた。実はずっと気になっていたので、二つ返事でご一緒させていただいた。



とにかく見た目が怪しい。

麺が紫色、スープが黒色、上にピータンと思しきものが乗り、赤い粉はパプリカだそうである。黒いスープははじめイカ墨だったらしいが、独特のにおいを嫌う人がいるということで現在は竹墨を使っているそうである。名物にも商魂が感じられる。麺の紫色の由来は聞き忘れた。



見た目から麺がそばのように思われてならないのに味は中華麺だし、得体の知れない黒スープはきちんと鶏がらのような味がするので、とにかく味は「中華そば」である。

食べ進むうちに違和感が楽しくなってきた。
お値段はたしか750円。他の定食よりも高い。ここにも商魂が感じられるがご愛嬌である。


ここは大将軍八神社のある大将軍商店街で、北の天満宮の南、一条通に面している。



古い道具などには霊魂が宿る、という言い伝えを聞いたことがある人もあるかと思うが、その霊魂は付喪神(つくもがみ)と呼ばれる。霊の宿った古道具などは、夜な夜な行列をするということが平安時代の京では信じられ、「百鬼夜行」と呼ばれた。

この行列の場所として伝えられる商店街で嵯峨美大の学生の造形などとコラボレーションして町おこしをしている。

各店頭には妖怪?(付喪神?)のオリジナリティあふれる造形が置いてあるし、商店街のコミュニティホールは資料館となっている。

 


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4 コメント

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お疲れ様でした♪ (三毛猫)
2010-11-18 19:59:29
引きづりまわしてすみません・・おかげで夜はよく寝ました(笑)

妖怪商店街は思ったとおりの商店街で、ウケましたわ~~あはっはは☆けどやきめしさんのブログは、まるで博物館の案内パンフみたいです。(硬すぎるのですよ~)
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こちらこそ (やきめし)
2010-11-18 23:21:46
>三毛猫さん
コメントありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございました。楽しかったです。

ブログは文体を硬くするというスタンスで書いているので、どうしてもパンフレットみたいになります(笑)
そこらへんは、広い心で読んでいただければと…。
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Unknown (トジック)
2010-11-19 14:12:35
 タイトルが妖怪だけん、境港にでも行ったんかと思ったわ。
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妖怪 (やきめし)
2010-11-19 17:17:58
>トジックさん
コメントありがとうございます。
京都でも安倍晴明とか、なにしろ古都なので、妖怪の「現場」ともいうべきところでいろいろありますよ。
最近、私鉄で妖怪電車という催しもあります。

境港に用事で帰るときは、ちゃんと連絡すーがな、そげに。
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